明太子をそのまま使ったおつまみ2品!簡単レシピでお酒と一緒に楽しもう!
福岡・博多の名物といえば明太子(辛子明太子)。ぷちぷちした食感と辛味がクセになるご当地グルメです。
人気の高い総菜のため、年間を通してスーパーで購入できるのも嬉しいですよね。 明太子はそのまま食べたり、おにぎりの具として使うだけでなく、おつまみにもぴったりな食品です。
普段食べている料理に少し入れるだけで、ほど良い塩辛さが絶妙なアクセントに。 そこで、今回は明太子をそのまま使って作るおつまみを2品紹介します。
明太子をそのまま&焼いて食べる
明太子とはスケトウダラの卵巣を塩で漬け、唐辛子などの調味料で味付けした海鮮の惣菜です。
明太子の調理方法は大きく2つ。そのまま生のまま食べるか、フライパンやグリルで焼いて食べます。 まずは生で食べ、そのままの風味を楽しんでみてください。塩漬けしているため、しっかりとした味付けで辛味も存分に楽しめます。ご飯にかけて食べたり、お茶漬けに入れたり、明太子パスタを作ったりと、バラエティーに富んだ食品です。
お酒好きの方であれば、すっきりとした淡麗辛口の日本酒を用意して、明太子をあてしながら飲んでみてください。 明太子を焼いて食べる場合、おすすめはグリルを使って焼く方法です。グリルにアルミホイルを敷いて、弱火でじっくり10分で出来上がります。
しっかり焼いても良いですし、ミディアムレアもおすすめです。香ばしい明太子の風味とお酒を合わせて楽しんでみてください。
明太子をもっと手軽に焼きたい時は電子レンジを活用してみましょう。明太子にラップをふわっとかけ、表面1分、裏面1分ほど温めます。こちらもお好みで時間を調整してみてください。
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明太子をそのまま使う!お酒もすすむおつまみ2品
それでは明太子をそのまま使ったおつまみ2品を紹介していきます。まずはとっても簡単な「明太子大葉入りかまぼこ」から。明太子大葉入りかまぼこ
☆10個分 ・白かまぼこ 1本分
・明太子 1腹~2腹程度
・青じそ 5枚
明太子大葉入りかまぼこの作り方
①明太子は皮を取り除き、青じそは縦半分に切ります。 ②かまぼこは板付きのまま6mm厚さのところで、深さ半分まで切り目を入れてください。
③さらに6mm厚さのところで、今度は板まで切ってください。真ん中に切れ目のある「かまぼこ」の完成です。この手順で10個分切ります。
④板とかまぼこの間に包丁をねかせて差し込み、包丁を前後に動かしながら板から切り離す。 ⑤かまぼこの切り込みの間に半分に切った青じそを1枚入れ、明太子を詰めれば完成です。 大葉がアクセントになり、全体のバランスがとっても良いおつまみです。明太子は濃いめで辛味もあるため、入れすぎに注意してください。お好みでマヨネーズを少しのせも美味しかったです。
このおつまみには、淡麗辛口の日本酒を合わせてみました。爽やかさを感じさせる組み合わせですよ。
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おつまみの風味を引き立てるおすすめの日本酒セット
大葉と明太子の辛味と酸味をよりいっそうおいしく感じるためにおすすめなのがこの岐阜県産の日本酒「千古乃岩3種類飲み比べセット」です。
特に今回は爽やかさを感じさせる辛口純米の千古乃岩と合わせてみてはいかがでしょうか。
すっきりした味わいに超軟水で造られた喉通りの良さは絶品です。
明太子たたききゅうり
・キュウリ1本
・明太子1/2腹
・酒小さじ1/2
明太子たたききゅうりの作り方
①キュウリは両端を少し切り落とし、麺棒などで叩いてください。表面が割れたら長さを4〜5等分に切ります。その後、水洗いして水気を拭き取りましょう。 ②明太子は薄皮に切り込みを入れ、中身を出し、お酒を混ぜ合わせてください。 ③キュウリと明太子を混ぜ合わせ、器に盛って完成です。とっても簡単ですね! 明太子の辛さがクセになる大人なおつまみです。ゆっくり少しずつ食べながら、お酒をちびちび飲んでみました。きゅうりから水が出るので、しっかり水を切るのが美味しく出来上がるコツです。
今回紹介したおつまみは約10分で完成するとっても簡単な料理です。普段の献立にもう一品加えたい時などにおすすめです。
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おつまみに合わせて飲みたいおすすめ日本酒セット
明太子の辛さときゅうりのスッキリとした味わいによく合うのがこちらの島根県産の日本酒セットです。
素材の味を生かしたおつまみと非常にあうのは、日本一の清流「高津川」から生まれた日本酒だからこそ。
大きさは180mlのミニサイズで飲みやすいサイズ感になっており、それぞれ特徴の違う3種類の島根県から生まれた日本酒が同時に楽しめる贅沢なセットです。
明太子とタラコの違い
ところで、明太子とタラコの違いをご存知ですか?どちらも形は似ているので購入するときに迷ってしまうこともありますよね。それもそのはずです。実は明太子とタラコの原材料は同じで、スケトウダラの卵巣から作られます。
どちらもスケトウダラの卵巣を塩蔵するまでは一緒ですが、明太子は塩漬けした後に、唐辛子などを使った調味液で味付けします。
つまり、唐辛子を使って辛味を加えるかの違いなんです。
そのため、明太子の代用としてたらこを使うこともできます。例えば辛さが苦手な人は、今回作った2品も明太子の代わりにタラコを使用してみてください。
明太子に合わせたい日本酒
最後に明太子に合わせて日本酒を選ぶポイントをご紹介します。 まず、日本酒は香りや味わいなどから、大きく4つのタイプに分類することができます。 例えば今回紹介したような、明太子の素材を活かし、そのまま「生」で食べる場合は、すっきりとした「爽やかタイプ」の日本酒がおすすめです。淡麗辛口の日本酒と呼ばれるお酒をイメージしてください。
グリルを使って明太子を焼いた場合は、「爽やかタイプ」や「旨口タイプ」の日本酒がおすすめです。明太子の焼き具合によって、お酒を少し温めて飲むと、温度の同調も感じると思います。
明太子のおつまみに合わせて日本酒も楽しんでみてくださいね。
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