【おやまゆの日本酒おつまみVol.11】 旬の食材たっぷりで栄養満点!秋野菜と牛肉の味噌バター炒め
みなさん、こんにちは!日本酒おつまみ研究家のおやまゆです。
日本酒をもっと気軽に美味しく飲んで欲しい!そんな思いから、日本酒ペアリングおつまみを紹介するこちらの連載。
前回は秋キャンプに作って欲しい秋刀魚のアヒージョをご紹介いたしました。秋を感じながらアウトドア!!そこに日本酒♪最高ですよね!レシピは前回の記事に詳しく説明してありますので、ぜひ参考にしてみてください♪
>>関連記事:【おやまゆの日本酒おつまみVol.10】 秋のキャンプで作ってほしい!秋刀魚とじゃがいものアヒージョ
気温もだいぶ下がっていよいよ秋が深まる季節になりましたね。季節の変わり目は体調を崩しやすかったりしますが、みなさんお変わりないですか?
私は先日、突然胃腸炎になってしまい、大変でした。何か飲んだり食べたりするとすぐにトイレに駆け込む始末。原因は不明なのですが、季節の変わり目ということも影響しているのでしょうか…。 この時期は夏の暑さで身体が消耗しています。冷房で自律神経が乱れたり、冷たいものをとり過ぎたりしていると胃腸が冷やされるため、気温が下がり始める秋に体調を崩しやすくなるそうです。
体調を崩さないためにも、旬の食材で栄養をしっかり摂って、免疫力を高めたいですね!そこで今回は、栄養たっぷりな秋野菜をテーマにした日本酒おつまみをご紹介します。 秋が旬の野菜と言えば、じゃがいも、サツマイモ、ゴボウ、人参などの「根菜類」が代表的ですね。今回は、これらの食材とお肉を使って、食欲そそる「味噌バター炒め」を作ります。
ご飯のおかずにも、お酒のおつまみにも間違いなしの一品ですよ!まずは、そんな味噌バター炒めに合わせる日本酒をご紹介します。
秋野菜と牛肉の味噌バター炒めとあわせる日本酒
今回、秋野菜の味噌バター炒めと合わせる日本酒としてご紹介するのが、今では大人気の日本酒、山形県の「山川光男」シリーズです!
山川牛男 2021 あき(山形県 製造:小嶋総本店)
こちらの日本酒は、山形県の4つの酒蔵が結集してできた人気シリーズです。山川光男というネーミングは4蔵の代表銘柄である、山形政宗(水戸部酒造)、楯野川(楯の川酒造)、東光(小嶋総本店)、男山(男山酒造)の一文字をとって名付けられました。ラベルには、山川光男という日本酒の形をした可愛らしいおじさんが描かれ、シーズンごとにストーリー調になっています。
今季の山川光男は、牛肉と合う日本酒をテーマに作られたということで、山川光男でなく、山川“牛”男になっています(笑)
日本酒の味わいとおつまみの考案
飲み口はスッキリとしていながら、甘味と酸味の主張がしっかり感じられて、飲むほどにアテが欲しくなります。
これは牛肉や濃厚な味の料理に合いそう♡味噌バター炒めともきっと相性抜群なはずです。それでは、秋野菜と牛肉の味噌バター炒めを作って行きましょう!
秋野菜と牛肉の味噌バター炒め早速作っていきましょう
材料
レンコン・・・70g〜100g
人参・・・70g〜100g
さつま芋・・・70g〜100g
ごぼう・・・70〜100g
Aニンニクの芽・・・4 〜5本
Aニンニク・・・1片
A味噌・・・大さじ2
Aみりん・・・大さじ2
A酒・・・大さじ1
A砂糖・・・小さじ
塩胡椒・・・適量
バター・・・10g
秋野菜と牛肉の味噌バター炒め作り方
①野菜をそれぞれ食べやすい大きさに切る。
アクが強いレンコン、ごぼう、さつま芋は切ったあとすぐに水につけておきます。
参考までに
レンコン、ニンニク・・・輪切り
ごぼう、ニンニクの芽・・・斜め切り
人参、さつま芋・・・乱切り
②乱切りにした人参とさつま芋は耐熱容器に入れ、ふんわりラップをして電子レンジで2分ほど加熱する。
それぞれ竹串が通るくらい柔らかくなればOK!あまり温めすぎると炒めたときに崩れてしまうので注意!
③電子レンジで温めている間にAの調味料を全て混ぜておく。
④フライパンに油を敷いて熱し、ニンニクを弱火で炒める。ニンニクの香りが立ってきたら、レンコン、ごぼうを加え中火で炒める。
⑤レンコン、ごぼうが軽く焦げ色がついてきたところで、その他の野菜と牛肉を入れ中火で炒める。牛肉におおよそ火が通ったら、軽く塩胡椒で下味をつける。
⑥全体的に火が通ったら、合わせたAを入れ、一気に炒める。焦げやすいので、よく混ぜながら炒める。汁気がなくなってきたら、仕上げにバターを加えて完成!
秋野菜と牛肉に味噌のタレがしっかり絡んで、おつまみにも、ご飯のおかずにもぴったりな一品です。バターの風味もまた食欲をそそります!たくさんの秋野菜が入っているので、それぞれの味を楽しめますよ。特にさつま芋の甘味と味噌バターの味の相性が抜群です。
味噌バターのタレは万能なので、今回ご紹介した以外でも様々な食材で合わせられそうです。秋野菜が美味しいこの時期、いろんな秋野菜で作ってみたいですね!
日本酒とのペアリングポイント
今回は「秋野菜と牛肉の味噌バター炒め」と山川光男シリーズの「山川牛男 2021あき」のペアリングをご紹介しました。
今季の山川光男シリーズは牛肉との相性を考えて作られたお酒。アルコール度数は14度と日本酒にしては低めですが、ジューシーな酸味と甘味、少々の苦味が印象的。この複雑な味わいが牛肉や秋野菜といった様々な食材の味をうまく繋いでくれます。また、濃厚な甘じょっぱい味噌だれが日本酒のボリューム感と釣り合い、相乗効果でより美味しく感じられます。
体調変化が起きやすい時期には、旬の食材で栄養補給
今回は、秋野菜と牛肉の味噌バター炒めをご紹介しました。免疫力が低下しがちな季節の変わり目にぴったりの栄養たっぷりのおつまみです。
濃厚な味噌バターのタレが秋野菜と牛肉に絡んで、絶品!お酒もグイグイ進んでしまうおつまみです。一緒に合わせた今季の山川光男シリーズは、牛肉との相性が抜群なので、ぜひいろいろな牛肉料理とも合わせてみてください。
秋が深まるこれからの季節は体調の変化も起きやすいですが、栄養豊富な秋の食材と美味しい日本酒で健康を維持したいですね!次回も晩酌が楽しくなる、美味しいおつまみと日本酒のペアリングをご紹介しますので、お楽しみに!