日本酒と世界の料理を楽しもう!自宅で作れるベトナム料理でモッ!ハイ!バー!ヨー!!
世界の料理と日本酒を楽しもう!ということで、今回は「ベトナム料理」。
ベトナム料理は、米粉を使ったフォーやライスペーパーが人気。そしてお米で造られている日本酒とも相性が良いんです!
今回はそのライスペーパーを使った生春巻きと、鶏肉フォーを作って、日本酒とのペアリングを紹介しています。ベトナム料理と日本酒で「モッ!ハイ!バー!ヨー!!(ベトナムの乾杯の掛け声です♬)」
『ベトナム』について少しお勉強しましょう♪
国土の4分の3は山地や高原。自然豊かなベトナムのおすすめスポット
ベトナムの正式名称は「ベトナム社会主義共和国」。多種多様な民族の方が暮らしている国です。ベトナムは南北に細長い形をしており、全体的に気温が高く、雨も多いのが特徴ですが、同じ時期でも地域によって気候は大きく異なります。ここでは、北部・中部にあるおすすめスポットをご紹介します。
北部にあるベトナム屈指の絶景「ハロン湾」
ハロン湾は、ベトナムのなかでも屈指の人気を集める観光名所。1994年に世界自然遺産に指定されています。ハロン湾の名称は、ロン(龍)が降りてくるハ(海)から名付けられており、かつてこの地に龍の親子が舞い降り、豊かな海の恵みを狙う外敵を口から宝石を吹いて倒した伝説に由来します。龍が吐き出した宝石は、湾内に点在する奇岩に姿を変えたといわれています。天候や時間によってさまざまな見え方をするハロン湾。クルーズ船で宿泊するのがおすすめです。
中部に位置する名物のランタンがあたたかい光を灯す古都「ホイアン」
ホイアンはそのレトロな街並みが世界文化遺産として登録されています。古びた風情ある建物が立ち並ぶ街並みを散策するだけでも楽しいですが、満月の日(毎月14日)に開催されるランタンフェスティバルは必見。ランタンの光で街中が輝く、なんとも幻想的な風景を写真に収めてはいかがでしょうか。
ベトナムの食文化について
ベトナムは縦に長く、日本の本州と変わらないくらいの距離が南北に伸びています。 そのため、北部・中部・南部など地域によって料理の味が異なります。
- 北部:ほかの地方に比べて全体的に塩や醤油などを使ったやや塩辛い味付け。
- 中部:唐辛子などを使用した辛い味付けのものが好まれています。
- 南部:全体的に甘辛く濃い味付けで、ココナッツミルクや香草を多用した料理が人気。
このように地域によって味付けは異なるようですが、ベトナムの主食は日本と同じお米。お米を砕いた米粉から作られている麺料理のフォーや、チャーハン・おこわのような米料理メニューも豊富です。
ベトナム朝食の定番「鶏肉フォー」
ヘルシーな麺料理
フォー 200g
鶏肉 300g
もやし 1袋
パクチー 適量
紫玉ねぎ 適量
ニンニク 1片
☆水 600ml
☆お酒 大さじ2
☆鶏ガラ粉末 小さじ2
♡ナンプラー 大さじ2
♡塩 小さじ1/4弱
サラダ油 小さじ1.5
レモン 適量
この手順でやればまちがいなし
①紫玉ねぎは薄切りにして、15分程水にさらしておく。パクチーは根元を切り落として3cm幅に切る。
②ニンニクはみじん切りにする。
③鍋に油をひき、ニンニクを炒める。
④ニンニクの香りが出てきたら、☆を全てと鶏肉を入れて、中火で煮込む。
この後スープも使うので、アクはしっかり取りましょう。
⑤鶏肉に火が通ったら、鍋から取り出し食べやすい大きさに切る。
⑥鶏肉を出した鍋に♡を加えてひと煮たちさせる。
⑦別の鍋にお湯を沸かして、フォーをパッケージの表示通りゆでる。
⑧もやしを耐熱ボウルにいれて、電子レンジで3分加熱します。
⑨器にフォーとスープを入れて、①と鶏肉・もやし・レモンを飾って完成。
おつまみにも最適「エビの生春巻き」
材料を用意して巻き巻きするだけ
エビ 100g
ライスペーパー 6枚
サニーレタス 適量
大葉 6枚
青ネギ 適量
きゅうり 1/2本
〈たれ1〉
ニンニク チューブ3cm
砂糖 大さじ1
ナンプラー 大さじ1
レモン汁 大さじ1
鷹の爪 適量
お湯 大さじ1
この手順でやればまちがいなし
先ずはたれを作りましょう!
①ニンニクは細かめなみじん切り。
②器にお湯・砂糖・ニンニクを入れて、砂糖を溶かす。
③残りの材料を加えて、混ぜ合わせて完成。
生春巻きの工程!
①きゅうりは8等分、青ネギはきゅうりと同じくらいの長さに切りましょう。
②ライスペーパーは水で濡らして、軽くもどす。
ライスペーパーは、水に濡らして時間を置くとべたべたしてしまうので、さっと濡らしすぐ巻きましょう。
③ライスペーパーにサニーレタス・大葉・青ネギ・きゅうり・エビをのせて巻く。
④たれと一緒にお皿に盛り付けて完成。
今日の料理と一緒に飲んだ日本酒
自然郷 CUVEE18(キュヴェ)
■アルコール度数:15度
■精米歩合 :60%
今回の日本酒も酒屋さんで「ベトナム料理に合う日本酒」と伝えてチョイスしてもらいました!選んでもらった日本酒は、樽で熟成しされた「自然郷 CUVEE18」。樽のフワッとした香りを楽しむため、ワイングラスなどの薄いグラス、温度は常温がおすすめと教えてもらいました。
香りは甘めで樽の香りはそこまで強く感じないですが、口に含むと甘味と後から樽の香りが口の中に広がります!燻した味??表現が難しい。。あまり味わったことがない日本酒でしたが、飲みやすくて特に生春巻きの甘いタレにマッチしました。
合名会社大木代吉本店〜知ると楽しい豆知識〜
福島県西白河郡矢吹町にある、創業1865年(慶応元年)という長い歴史のある大木代吉本店。東日本大震災では大きな被害を受け、4年半の歳月をかけて、修復して敷地内の建物がようやく完成し、あらたな蔵の歴史を刻み始めています。
上の写真にあるように主要ブランドは、米の旨みをしっかりと感じる「自然郷」、夢の香という福島県で誕生した酒造好適米を主に使った「楽器正宗」、そして料理愛好家たちに愛されている無添加調味料の「こんにちは料理酒」の3種。矢吹町の豊かな自然とともに時代に先駆けた酒造りに挑み続けています。
主要ブランドの日本酒も飲んでみたいですが、蔵元が造る料理酒も使ってみたいですね♪