「てんてんてん」純米カップ酒とほっこり料理を楽しめる東京都内の隠れ家的お店
幡ヶ谷「てんてんてん」
幡ヶ谷駅から徒歩6分「ほっとできる晩酌処」
目印はオレンジ色の看板!お店は2階です
2019年6月にオープンしたお店で、北口の6号坂商店街の中にあります。「てんてんてん」という店名は「…」という記号が由来となっていて、”余韻を感じるお店でありたい”という、ご店主・有美子さんの想いが込められています。
階段を登った2階は「カップ酒の聖地」
清潔感あふれる店内
もともと新宿にあったお店を閉め、現在は幡ヶ谷と初台の2店舗で営業中。ランチタイムは焼き魚や豚の角煮などの定食を提供しているほか、お惣菜などのテイクアウトも販売しています。地元のお客さんを中心に、女性おひとり様でも入りやすい雰囲気です!
店主の布施有美子さん
日本各地の純米カップ酒が揃ってます
純米カップ酒にこだわったラインナップで、定番酒から季節限定酒まで幅広く置いてあります。いろんな種類の日本酒を楽しんでもらうために、あえて一升瓶や四合瓶ではなくカップ酒のお店にしたそうです。 「こんなにあったら迷っちゃうな…」という方は、手書きメニューで味わいをチェック!自分の地元のお酒を探してみたり、なかなか手に入らないレアなお酒に出会えたり!?
また、熱燗で飲みたいものがあれば、酒燗器で提供してもらえます。好きな温度になったら自分で取り出せるシステムなのが嬉しいですね。
とっても可愛らしい酒燗器
季節を感じる、真心こもったおつまみ
お料理はどれも手づくりの温かさを感じるものばかりで、一番のこだわりは、”季節感や旬を取り入れる“こと。また、普段の生活で不足しがちな野菜をしっかり食べられるメニューが充実しているのもポイントです!
おまかせおつまみ盛り合わせ
最初にいただいたのが「おまかせおつまみ3品盛」…といいつつ、お刺身(真鯛と本まぐろ)、玉子豆腐、野菜の煮浸し、みょうが肉巻きの4品??その理由を聞いてみると「お魚やお肉・野菜など、色々食べてほしいのでいつも4品なんです」とのこと。
お酒を飲みに来るほとんどのお客さんはまずこの盛り合わせを注文して、それから他のお料理を追加するそうです。この盛り合わせだけでも、十分お酒がすすみます〜。
日本酒おつまみの鉄板「自家製からすみ」
次は、日本酒に絶対に合う「からすみ」をいただきました。実は、こちらも自家製!ほどよい塩気で、手間暇をかけてじっくり丁寧に作られたのが伝わります…最高!
本場から取り寄せる栃尾揚げ
続いて、ボリューム満点の「栃尾揚げ(写真は1枚分。ハーフサイズもありますよ)」。
新潟県長岡市にある佐野豆腐店さんの手作りで、ご家族で経営されている小さなお店ながら、県内外から買いに来られるほど人気のお店。サクッとした歯ごたえと、ふっくらとした柔らかさがたまりません!
ジューシーな「メンチカツ男」
そして、ネーミングが気になってしまった「メンチカツ男」。有美子さんのご実家が精肉店で、子供の頃のあだ名だったそうで(女性なのに「男」だなんて…切ない〜!)、現在は人気メニューとして復活。お肉と玉ねぎがジューシーで美味しい!細かい衣で包まれていて、食べ応えがあり絶品です。
今回いただいたカップ酒の情報
来福 純米酒
■特定名称…純米酒
■ラベル…春を思わせる淡いピンク色のラベルがかわいらしい!
■酒蔵情報
来福酒造(茨城県筑西市)1716年創業。2013年からは天然の花酵母を使用した酒づくりを開始し、その種類の豊富さなどから、今とても注目されている酒蔵さんです。
さくら酵母を使用した春限定のうすにごり。ふわっと広がるフルーティーな香りと、優しいお米の甘さ。すっきりとした酸とピチピチ感があって、開けたてのフレッシュさを楽しめるカップ酒でした!
人生フルスイング 純米吟醸
■特定名称…純米吟醸
■ラベル…前向きでド直球なネーミングで気合を注入!
■酒蔵情報
丹山酒造(京都府亀岡市)1882年創業。「酒造りは米作り、米作りは土壌から」という基本をもとに、自社栽培米・無農薬有機栽培に力を入れています。
ちょっと辛口ですっきりさわやかな味わい。数あるカップ酒の中で異彩を放つラベルデザイン。思わずジャケ飲みしちゃいました。「三振しても、人生フルスイング!」
幡ヶ谷「てんてんてん」店舗情報
【電話】03-6383-3188
【定休日】日曜・木曜
【HP】 http://tententen.sakura.ne.jp
【Instagram】@tententen.hatsgaya
【Twitter】@hatagayaten