【9月が旬のおつまみ】秋といったら食欲の秋!美味しい食材と日本酒で秋を満喫しよう♪
秋といったらみなさん何を思い浮かべますか??読書の秋・スポーツの秋……。やっぱり食欲の秋ですよね!?
今回は秋が旬の「カツオ」と「ナス」を使った日本酒おつまみをご紹介します。秋のお酒「ひやおろし」と一緒に食欲の秋を満喫しましょう!
ガーリックの香りで日本酒がすすむ「カツオのカルパッチョ~香味野菜のたれで~」
カツオのカルパッチョと日本酒「豊久仁(とよくに)」
今が旬!カツオについて
カツオには2回の旬があり1回目は「初鰹」と呼ばれる3月から5月頃。2回目は9月頃に漁獲される「戻り鰹」です。
春先の初鰹は脂がほとんどなく、身の締まった赤身のさっぱりした味が特徴です。逆に戻り鰹は丸々と太り、しっかりと脂がのっています。
カツオには、魚類の中でもトップクラスのビタミンBと鉄分が含まれています。ビタミンBと鉄分は、貧血予防として効果を発揮します。またタウリン、ナイアシンも豊富に含まれています。タウリンには、肝臓の機能を高める働き、ナイアシンはレバーを超えるほどの量が含まれており、二日酔いの予防などが期待できます。
肝臓機能を高めたり、二日酔いの予防になるなんて、まさにお酒と一緒に食べるのに最適な食材ですね♪
カツオのたたきを簡単リメイク♪
カツオのたたき 150~200g
ベビーリーフ 適量
ブロッコリースプラウト 適量
トマト 1/2個
玉ねぎ 1/2個
ニンニク 2片
☆大葉 3枚
☆生姜すりおろし 小さじ1/2
☆ポン酢 大さじ3
オリーブオイル 大さじ2
この手順でやればまちがいなし
①玉ねぎはみじん切りにして水にさらし、キッチンペーパーで水けを良く取る。 ②ニンニクはスライス、大葉は千切り、トマトは角切りにする。 ③カツオは1~1.5㎝幅くらいに切る。 ④ニンニクをオリーブオイルで炒め、軽く香りが出てニンニクが少し透明になったら、ニンニクを取り出す。
ニンニクは炒めすぎると苦みが出てしまうので、香りが出たらささっと火を通して、すぐにフライパンから取り出しましょう。
⑤ニンニクを炒める際に使ったオリーブオイルはたれに使うので、冷ましておく。
⑥ボールに冷めた⑤と①、☆を入れてよく混ぜる。 ⑦お皿に、ベビーリーフ・カツオ・ニンニク・トマトをのせ、上から⑥をかけて最後にブロッコリースプラウトを飾って完成。
トロ~フワ~「ナスとウィンナーの長芋グラタン」
今が旬!ナスについて
ナスは初夏~秋にかけて多く収穫され、少し長い時期が旬となります。夏のナスはみずみずしく、秋ナスは果肉がしまった種の少ないものが多いです。ナスはカリウム、葉酸、ポリフェノールなどを多く含んでいます。また、体を冷やす効果もあるようです。
ナスにも「長ナス」「米ナス」「水ナス」等様々な種類がありますが、今回は焼きナスや炒め物に合うとされる、「長ナス」を使用しました。
秋ナスは嫁に食わすな!?
「秋ナスは嫁に食わすな」ということわざがありますが、どういう意味でしょうか??いくつか説があるみたいなので、代表的な2つをご紹介します。
1つ目は、「体を冷やすから良くない」という説。ナスにはカリウムが多く含まれています。カリウムは利尿効果も高く、塩分排出をさせ血圧を下げる効果もあることから体温を上げにくくします。そのため体を冷やすと言われているようです。
2つ目は、「おいしいから嫁に食べさせるのはもったいない」という説です。こちらはただただ意地悪な意味ですね…。
オーブントースターで焼くので簡単!
ナス 2本
ウィンナー 1袋
玉ねぎ 1/2個
明太子 50g
長芋 10~15㎝
☆めんつゆ 大さじ2
☆マヨネーズ 大さじ1.5
チーズ 適量
大葉 2枚
サラダ油 適量
この手順でやればまちがいなし
①ナスは1~2㎝程の輪切りにする。 ②玉ねぎはスライス、ウィンナーは2㎝程の輪切りにする。 ③フライパンにサラダ油をひき、①・②を炒め、軽く塩こしょうする。 ④長芋をすりおろし、明太子と混ぜる。
明太子は薄皮がついていたら、取り除きましょう。
⑤④と☆を混ぜる。
⑥耐熱容器に③を乗せ、上から⑤とチーズをかける。
⑦オーブントースターで7~10分焼き、最後に千切りにした大葉をのせて完成。
今日のおつまみと一緒に飲んだ日本酒
ひやおろし豊久仁(とよくに)
■精米歩合 :55%
■アルコール度数:16度
今回の日本酒は、酒屋さんでカツオにあわせたいとお伝えしたところ、生酒だと魚の臭みが少し引き立ってしまうので、1回火入れをしてい「ひやおろし」のお酒を選んでいただきました。香りは甘酸っぱく爽やかです。飲んでみると、フルーツを食べたかのような甘さが口の中に広がり、後から酸味や辛さが追ってきます。全体的にまろやかで、カツオとの相性も良かったです!
秋が旬の日本酒「ひやおろし」
今回は秋のお酒「ひやおろし」を選びました。ひやおろしは、基本的に冬に仕込み春先に絞られた新酒を、蔵の中で静かに熟成させ、秋の訪れとともに出荷されます。今回の日本酒も、低温で緩やかに熟成されており、落ち着いた吟醸香を楽しむことができました。
秋が旬の食材と秋が旬の日本酒!まさに今楽しんでいただきたい組合せです♪