日本酒の資格6選!初心者からプロまで段階別にご紹介
初級〜上級まで様々な種類がある「日本酒の資格」。日本酒の知識を深めるための初心者向けの資格から、日本酒のプロが取得するような資格まで幅広くあります。
日本酒を飲むだけでは物足りない!もっと詳しく日本酒を知りたい方は参考にしてみてください。
日本酒の資格!難易度別(初級〜上級)
まずは日本酒の資格を難易度別に紹介していきます。ちょっとだけ日本酒に詳しくなりたいんだよな〜と考えている方から、ガッツリ日本酒の知識を習得したい方、それぞれの目的にそった資格を取得できます。
【簡単】資格を楽しく学んで、日本酒の知識を身につけよう
日本酒ナビゲーター
こちらの資格は、試験はなくセミナーを受けることで取得できます。日本酒の専門用語や原料、製造や歴史について学び、実際にテイスティングや食事とのペアリングを楽しみながら、日本酒について学ぶことができます。
セミナーも多く開かれており、居酒屋やイベントで開催されることも!講師によって内容や価格も違うようなので、セミナーの詳細ページから自分に合ったセミナーに申し込むようにしましょう♪
先日参加した日本酒イベントも「日本酒ナビゲーター」が取得できましたよ!
>>関連記事:日本酒の新たな楽しみ方を体験!「サケノアルケミスト」のカップ酒イベントに参加してきました!
日本酒検定
日本酒検定は、日本酒の魅力をもっと広く知って、もっと楽しんでもらいたいという事を目的にした資格です。ネットで簡易的に受験できる5級・4級と会場で受ける3級・2級・準1級・1級まであります。
日本酒の基本的な問題が多いので、日本酒に詳しい方は問題を少し勉強すれば取得できる内容のようです。気になる方はぜひ挑戦してみてください♪
【難易度UP】プロが使える日本酒資格
唎酒師
日本酒の様々な魅力を伝え、提供するいわばプロの資格。飲食店や酒販店の方が取得することが多いようですが、最近ではビジネススキルとして取得する方もいるようです。
こちらは筆記試験のほか、試験中に日本酒をテイスティングして品質評価や味わいを記載する問題もあります。
SAKE DIPLOMA(サケディプロマ)
SAKE DIPLOMAとは、一般社団法人日本ソムリエ協会(J.S.A.)が認定している資格で、日本の伝統的な和食と日本酒・焼酎を取り巻く環境の変化を踏まえて、2017年に誕生しました。
日本酒と焼酎に特化しており、広く深い知識や品質を見極めるスキルなどを身につけることができます。
酒匠(さかしょう)
こちらは、唎酒師よりもテイスティングにより特化し難易度も高い資格です。日本酒や焼酎のテイスティング能力が身につくため、酒販店やバイヤーの方が取得する資格ともいえます。
試験前の講習会では200種類以上の日本酒や焼酎のテイスティングを行い、味覚や嗅覚の高度なテイスティングトレーニングが行われます。
専属テイスターとは??
専属テイスターは、酒匠の中からより専門性の高いトレーニングを積み、その能力を認められた方々です。選抜された人だけが持てる資格といえます。
【国家資格】お酒造りのプロ資格
酒造技能士
こちらは、酒造りの国家資格!製造に必要な知識や技術を持っていることを証明します。受験するには原則として実務経験が必要です。1級と2級の階級があり、筆記試験の他、きき酒や酒造りの各工程の実務試験も行われます。
2つの資格をピックアップ!どうしたら資格が取れるの??
ここからは、日本酒検定と唎酒師の受験資格や受講料をご紹介します。
日本酒を楽しく身につけよう!!「日本酒検定」
受験資格
日本酒検定は、20歳以上の方であれば受験することができます。高い階級を受けるためには、1つ下の階級を持っていないと受験することができません!まずは3級からチャレンジしましょう♪(4級・5級は飛ばしてもOK)
受講料
¥3650~¥5250 ※階級によって変動します。
日本酒検定に出題される分野
歴史や文化、日本酒の造り方はもちろん、お酒のマナーや楽しみ方、雑学まで幅広く出題されます。公式サイトでは過去問もUPされていますので、腕試しにチャレンジしてみるのもいいかもしれませんね♪
難易度アップの資格に挑戦「唎酒師」
受験資格
唎酒師の受験資格は、申込の時20歳以上であることが条件です。短期集中の通学コースや、通信で勉強しながら取得することができます。詳細は公式サイトを確認してください。
テイスティング試験もあるので、20歳以上でないダメという事ですね!!
受講料
¥118,700~¥139,100
※受講するプログラムによって異なります。
唎酒師に出題される分野
唎酒師は、プロが使える資格でもあるため日本酒検定よりもより難易度の高い問題が出題されます。
酒類をはじめ飲食全般における基礎知識や日本酒に関する専門知識、日本酒のサービス方法から、セールスプロモーションまで。またテイスティングによる試験もあるので、万全の準備で挑戦したい資格ですね。