角打ちとは?意味や読み方・由来も解説!お酒好きなら絶対ハマる4つの理由とは?

「角打ちって聞いたことがあるけど、どんなお店なのかわからない」と、疑問を抱いている人は多いのではないでしょうか?

そこで都内を中心に数多くの「角打ち」を楽しんできた経験から、角打ちの「読み方、楽しみ方」や「歴史的な背景」、角打ちにハマる4つの理由を解説します。

また、都内のおすすめの角打ちスポット5選を紹介しているため、今からすぐに角打ちを楽しめる内容です。

角打ちとは何か?

角打ち_杉玉 角打ちとはどんなお店なのか?はじめに「角打ち」に関する疑問を解消していきたいと思います。

まずは「角打ち」という言葉を辞書で引いてみることにしましょう。

酒屋の店内において、その酒屋で買った酒を飲むこと。また、それができる酒屋のこと。また上記意味合いから、安く飲むことができる立ち呑み屋を「角打ち」と表現する店もある。※出典:Wikipedia

上記の通り「角打ち」は飲食店には該当せず、酒屋の一角で購入したお酒を飲める場所のことを指します。

角打ちの読み方は「かくうち」

つづいては「角打ち」の読み方です。

「かどうち?」「かくうち?」と迷ってしまいそうですが、読み方の正解は「かくうち」です。

角打ちは「九州地方」から始まった文化?

今では全国ですっかり知られて定着している「角打ち」文化ですが、角打ち発祥の地は北九州地域と言われています。

また、語源は諸説あるようですが、①量り売りされた日本酒を、四角い枡の角に口をつけて飲むこと。②「酒屋の店の隅(角)で酒を飲むこと」などに由来していると言われています。

角打ちと立ち呑みの違いは?

地域によっては「角打ち=立ち呑み」として認知され、呼ばれている場合もありますが、ここではそれぞれの特徴を紹介していきます。

角打ちは「酒屋で購入したお酒を飲むこと」

一升瓶 角打ちは飲食店には該当せず「酒屋の一角で購入したお酒を飲める場所」と説明しました。

多くの角打ち店は「立ってお酒を飲むスタイル」を提供しているお店が一般的ですが、椅子に座ってお酒を楽しめるお店もあります。

>>関連記事:北千住周辺で行きたい日本酒が美味しいお店3選!立ち飲み&角打ちはしご酒!

立ち呑みは「立ってお酒を呑むこと」

立ちのみと角打ち いっぽう、「立ち呑み屋」は読んで字のごとく「立ってお酒を飲むスタイル」のお店です。

そのため角打ちでも「立ち呑み」のお店もありますが、私達が街中で良くみかける「立ち呑み屋」は飲食店として営業しているお店が多いです。

角打ちにハマった4つの理由

角打ちの意味や由来を理解できても、おそらく「酒屋でお酒を飲むってどういうこと?」と疑問を抱いている方も多いと思います。

そのため、つづいては4つの「角打ちの魅力」を紹介いたします。特に日本酒が好きな方はぜひ角打ちに行っていただきたいです。

日本酒を気軽に楽しめる

日本酒 角打ちの醍醐味はなんといっても「酒屋の店頭で販売している日本酒を手軽に楽しめること」です。

最近では一升瓶よりも容量が少ない「四合瓶(720ml)」で日本酒を販売しているお店も増えましたが、それでも1人で飲み切るには量が多いです。

>>関連記事:【四合瓶とは?】日本酒の四合瓶(720ml)について徹底的に調べました!

私自身も日本酒が好きとはいえ、さすがに1人で四合瓶を何本も飲むことはできません。生酒などのフレッシュなお酒は味の変化も早いため、悩ましいと感じる時が多々あります。

そんな時に重宝するのが「角打ち」。特に日本酒に力を入れている角打ち店では数十種類の中から気になった日本酒を飲むことができます。

飲み比べが基本

角打ち_飲み比べ

浜松町にある浅野日本酒店

角打ちでは少量から日本酒を飲むことが一般的で、多くのお店では90ml(半合)や180ml(一合)など一杯から日本酒を注文することができます。

そのため角打ちでは「日本酒の飲み比べ」が基本です。むしろ角打ちに行って飲み比べをしないなんてもったいない!と声を大にしてお伝えしたいです。

角打ち店を利用することで、さまざまな日本酒に出会うことができるはずです。

>>関連記事:【徹底解説】日本酒一合はどれくらい?気になるカロリーやアルコール量は?疑問を解決!

気に入った日本酒を購入できる

飲食店で気に入ったお酒をその後取り寄せようと思っても、なかなか手に取ることが難しいと感じることはありませんか?

角打ちは「酒屋の一角で購入したお酒を飲める場所」のため、もちろん!気に入った日本酒を購入することができます。感覚的には酒蔵に行き、購入前に試飲を楽しむ感覚に近いかもしれません。

魅力的な出会いが沢山

飲み会 角打ち店は酒屋の一角でお酒を楽しむ場であるため、立って飲むスタイルや、お酒好きのお客さん同士の距離感も近いのも魅力の一つです。

お酒が入ることで緊張が取れ、気軽に色んな方と話しやすい空間で、情報をシェアしたり気さくな話題で盛り上がったりと魅力的な出会いが沢山あります。

ただし、お酒を飲みすぎて絡み酒にならないように、マナーを守って日本酒を楽しみたいですね!

>>関連記事:初心者や女性も楽しめる!浜松町の”ネオ角打ち”「浅野日本酒店」

>>関連記事:浅草のおしゃれ日本酒角打ち店 飲んで食べるだけじゃない!「まるごとにっぽん」

東京の角打ちおすすめ5選

ここでは、実際に行ったおすすめの都内で楽しめる角打ち5店を紹介していきます。

1.浅野日本酒店Hamamatsucho【浜松町】

 

2.地酒処 三益酒店【赤羽】

 

3.鈴木酒販【三ノ輪】

 

4.大黒屋深沢 sakeてらす【東日本橋】

5.岡本屋永吉店【馬喰町】

角打ちのまとめ

今回は角打ちについて、由来や用語の解説、角打ちの楽しみ方、そしておすすめの角打ちスポットを紹介してきました。最後にこの記事のまとめをご確認ください。

  • 角打ちはの読み方は「✕ かどうち」「◯ かくうち」
  • 角打ちは酒屋さんの中でお酒を飲める場所のこと
  • お酒を少量から楽しめる場所が多く、飲み比べが基本で、魅力的な出会いが多い

角打ちの特集ページはいかがでしたか?手軽に色んな日本酒を楽しめる角打ちをぜひ楽しんでみてください。

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