フランス映画を観ながらフランス産のお酒を味わおう
映画発祥の地「フランス」。芸術、哲学的な要素が強く少し小難しいと感じるフランス映画。日本酒も同様に製法や品種など難しい説明がたくさんあり、ほかのお酒に比べ少しハードルが高いと感じる方もいらっしゃるはず。
だけど、知らない&体験しなくちゃもったいない。そこで今回はフランス映画「グッバイ、サマー」とフランス産のお酒「THE CLASSIC」を紹介。ちょっとおしゃれにフランス映画を楽しんでみませんか。
映画「グッバイ、サマー」の概要
©Partizan Films- Studiocanal 2015
「エターナル・サンシャイン」「僕らのミライへ逆回転」などを手がけたミシェル・ゴンドリー監督の自伝的作品で、14歳の少年2人が夏休みに旅をするロードムービー。
映画の予告編とあらすじ
女の子のような容姿でクラスメイトから馬鹿にされ、多くの悩みを抱えている画家志望のダニエル。ダニエルのクラスに、目立ちたがり屋で変わり者の転校生テオがやってくる。周囲から浮いた存在同士、意気投合したダニエルとテオは、息苦しい毎日から脱出するため、ある計画を思いつく。それはスクラップを集めて、自分たちで作った「夢の車」で夏休みに旅に出ることだった。
フランス産のお酒を飲んでみよう
2019年夏、フランス・パリ近郊に創立された「KURA GRAND PARIS(クラ・グラン・パリ)」。
「日本酒を世界酒に」をビジョンに掲げるWAKAZEがフランスの地で醸すフランス産の清酒。その土地だからこそ醸せるテロワールを重視したお酒造りをしています。
テロワールとは?
テロワールとは、主にワイン業界で使用される言葉。原材料のブドウが育った地域の気候や土壌、地形、水など、ワインが作られる環境を表現する際に使用されます。
WAKAZEの酒造り
テロワールを重視ししたフランス産の原材料はこちら。
- お米:南仏カマルグ地方の米
- お水:現地を流れる硬水
- フランス由来のBio酵母やKURA GRAND PARISで造る麹
フランス産清酒 WAKAZE「THE CLASSIC」
2020年11月発売のフランス産清酒「THE CLASSIC」。テロワールを重視した味わいが気になる一本です。公式HPや各種ECサイト経由で手軽に購入することが可能です。 ラベルを見るとフランス産のお米を使用していることが確認できます。南フランスの「カマルグ」はフランス有数の稲作が盛んな地域。Wikipediaによればその生産量は98%以上と言われています。
THE CLASSICの味わい
フランス産のお酒なので、やはりワインを味わうようにワイングラスで飲むのがおすすめ。
香りは若干複雑で特徴的ですが、口に含むとスッキリとしたフルーティーさを爽快に感じられました。実は焼酎造りに使う「白麹」を使用することで、スッキリとした酸味とキレのある後味に仕上げているそうです。日本酒というより白ワインに近い感覚で、飲み飽きしないお酒です。
一緒に食べたい料理
料理のメインディッシュではなく前菜に合いそうなお酒。作ったことがある日本酒おつまみでは、ヘルシーな「菜の花の辛子和え生ハム&チーズ」、コンビニおつまみでは「たことブロッコリーサラダ」が相性が良さそうです。
菜の花の辛子和え生ハム&チーズ
▼参考記事
【3月が旬の日本酒おつまみ】ホタルイカと菜の花を使ったおつまみをご紹介します
たことブロッコリーサラダ
▼参考記事
【日本酒×コンビニおつまみ5選】セブンイレブンのおつまみとオススメの日本酒を紹介!
「グッバイ、サマー」が気になるあなたにおすすめの映画
グッバイサマーが気になる方にぜひ観てほしい映画を2作品ピックアップ。どちらも映画史に残る名作です。
エターナル・サンシャイン
恋愛映画の名作の一つと呼ばれる本作品。恋人とケンカ別れをしたジュエルのもとに届いた一通の手紙。そこには、恋人が彼に関する記憶をすべて消去したことが記されていて……。独特の映像センスでスタイリッシュに展開するラヴ・ファンタジー。
レオン
舞台はニューヨーク。家族を殺され、隣室に住む殺し屋レオンのもとに転がり込んだ12才の少女マチルダは、家族を殺した相手への復讐を決心する。少女マチルダを演じるのは、オーディションで選ばれ、本作が映画初出演となったナタリー・ポートマン。また、寡黙な凄腕の殺し屋レオンをジャン・レノが演じている名作。