2022年05月02日

日本酒初心者の方必見!飲みやすい3つの日本酒とは?お酒の選び方や飲み方の解説

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SYULIP編集部
こんにちは、日本酒に関する情報を発信しているSYULIPです。 日本酒好きメンバーが新しい日本酒の楽しみ方を配信しています。配信する記事はインタビューや自らの体験をベースに一つ一つの丁寧に制作しております。

日本酒は種類も多く楽しみ方や飲み方もさまざまです。全国にある酒蔵から販売されている日本酒は1万銘柄以上あり、どの日本酒を飲んだら良いか迷ってしまいますよね。

そこで、この記事では初めて日本酒を飲む方や、これから日本酒について学びたい人へ向け、初心者の方でも飲みやすい日本酒のタイプを3つ紹介し、日本酒の選び方や日本酒に慣れていない方でも楽しめるお酒の飲み方を解説します。

初心者向け!3つの飲みやすい日本酒

日本酒はお米由来の旨味や風味を楽しむことができるお酒です。自然由来の原料で造られているお酒が多く、砂糖や人工甘味料などを使用していないのが一般的です。またその他の醸造酒に比べアルコール度数も高いです。

そのため、初めて日本酒を飲む方の中には、日本酒特有の風味やアルコール度数が気になるといった意見を耳にすることがあります。

そこで、初心者の方でも飲みやすい3タイプの日本酒を厳選してみました。

甘口の日本酒

甘口の日本酒

日本酒は「辛口」や「甘口」といった表現で味わいを評価されます。辛口といっても香辛料のような辛さではなく、日本酒に含まれている糖分の量が影響します。

甘口の日本酒とは「日本酒に含まれている糖分の量が多く」、言葉の通り口当たりが優しく心地よい甘みを楽しむことが出来ます。

また甘口のお酒といってもベタッとした甘さではなく、ほどよい酸味も感じられるお酒が多く、カクテルやチューハイなどのお酒をは一線を介し、甘いお酒が苦手な方でも、飲み空きせず楽しむことが出来ます。

甘口のお酒はどうやって見極めるの?

ラベルに「甘口」と書いてあれば簡単に選べそうですが、日本酒に含まれる糖分の量を評価する「日本酒度」を知ると、より正確にラベルの情報を読み取れます。

詳しくは日本酒度の解説記事で紹介していますが、日本酒度がマイナスになればなるほど甘口に感じると覚えてください。

日本一の酒処の兵庫県灘エリアにある灘酒研究会のHPによると、日本酒度についてはこのように解説しています。

平均的な清酒の日本酒度は0.0~+5.0 であり、0より甘い(つまりマイナス側である)と甘口酒、+5より辛いと辛口酒と言えるだろう。参考URL:灘酒研究会

低アルコールの日本酒

低アルコール日本酒

低アルコールの日本酒も初心者の方にはおすすめです。一般的な日本酒のアルコール度数は15〜16%です。

アルコールは純度が高いほどピリピリとした強い刺激を感じやすくなるため、通常は原酒に加水します。そうすることで日本酒本来の味や香りも穏やかになります。

ただお酒を飲み慣れていない方にとって、アルコール度数15〜16%は刺激が強いと感じる方も多いはずです。その時にぜひ試してほしいのが低アルコール度数の日本酒です。

低アルコール日本酒とは8%前後

低アルコール度数の日本酒はアルコール度数8%前後の商品が多いです。一般的な日本酒の半分程度のアルコール度数のためアルコールの刺激が半減し飲みやすく感じるはずです。

日本酒初心者の方や、強いアルコールの刺激が苦手な方も楽しめる日本酒です。

スパークリング日本酒

スパークリング日本酒

スパークリング日本酒はシュワシュワした口当たりを楽しめる炭酸ガスが含まれている日本酒です。製造方法には発酵の過程で発生する炭酸ガスを利用する方法と、人工的に炭酸ガスを加える方法があります。

スパークリング日本酒は一般的な日本酒に比べアルコールも低く「すず音」や「澪」などスーパーで気軽に購入できるのも嬉しいですね。

初心者向けの日本酒の選び方

つづいては初心者の方でも覚えられる、簡単な日本酒の選び方を紹介します。

今回は「精米歩合」「アルコール度数」「日本酒度」について解説します。

精米歩合

精米歩合

日本酒の原料となる酒米を加工しやすくするため、固い玄米を削る(磨く)作業が必要となります。

そして、削られたあとに「残ったお米の割合」を表す数字が精米歩合です。例えば精米歩合60%の日本酒とは、玄米から40%削り、60%の酒米が残った状態です。

精米歩合は「高い・低い」で表し、精米歩合が低ければ、残ったお米の割合が低く、たくさん削られています。

一般的に精米歩合が低い(酒米を沢山削る)方が、雑味が少なくスッキリした味わいで、香りが高い日本酒が多いです。たくさんお米を削ることで、タンパク質や脂質などを取り除き、よりクリアな味わいになるためです。

日本酒を飲み始めたばかりの頃は「独特な風味が苦手」だと感じる方も多いため、日本酒初心者の方は、精米歩合が低いお酒を選ぶと良いでしょう。

精米歩合で変わる日本酒の呼び方

日本酒_吟醸と大吟醸

日本酒を大きく2つに分けると「特定名称酒」と「普通酒」に分かれます。特定名称酒=プレミアムなお酒。普通酒=それ以外のお酒と覚えましょう。

普通酒とは日常的に手軽に購入できるお酒で、例えばコンビニで簡単に買えるパック酒やカップ酒は普通酒が多いです。

特定名称酒は普通酒よりも原料にこだわり、①お米の精米歩合(どれくらい磨いているか)、②吟醸造りをしているか、③醸造用アルコールを含んでいるかによってクラス分けされます。

吟醸造りでつくられた日本酒は、フルーティーで華やかな香り「吟醸香」を楽しむことができます。

初めての方が飲みやすい日本酒とは?

初心者の方におすすめなのは、華やかでフルーティーな香りを楽しめる、クリアな味わいの日本酒です。お米を削る割合が多く、吟醸造りをしている、純米大吟醸酒や大吟醸酒からトライしてみると良いでしょう。

アルコール度数

日本酒をアルコール度数で分類すると「原酒タイプ」「一般的な日本酒」「低アルコール」の3つに分けられます。

一般的な日本酒は、アルコール度数、風味、香りを調整するために、調整用の水が加えられています。これを加水といい、原酒は加水されていないお酒です。そのため、アルコール度数は少し高く18%前後の日本酒が多いです。

通常の日本酒は15〜16%のアルコール度数、低アルコールの日本酒は7〜8%です。

アルコール度数が高くなればなるほど、ピリピリとした強い刺激を感じやすくなるため、お酒を飲み慣れていない方は、低アルコールの日本酒がおすすめです。

アルコール度数は必ず日本酒のラベルに記載されているので、購入する際には日本酒のアルコール度数をチェックしてみましょう。

日本酒度

日本酒度

日本酒度とは「日本酒に含まれる糖分の量」を数値化したものです。

一般的に糖分が多く含まれれば「甘口」に感じ、逆に糖分が少ないと「辛口」に感じます。

そして日本酒度はプラス、マイナスで表記されています。

日本酒度プラス(+):日本酒に含まれる糖分が少なく、比重が軽くなり日本酒度計は沈みプラス(+)の数値を示します。

日本酒度マイナス(−):反対に日本酒に含まれる糖分が多い場合、日本酒度計は浮きマイナス(−)の数値を示します。

初めての方が飲みやすい日本酒とは?

甘口の日本酒は口当たりが優しく心地よい甘みを楽しむことが出来ます。日本酒度以外にも日本酒の濃淡の目安として「酸度」が使用されていますが、甘口のお酒や、とろりとしたお酒が好きな方は日本酒度がマイナスの日本酒を選ぶと良いでしょう。

スッキリとした口当たりが好きな方は、糖分が少ない、日本酒度プラスの辛口のお酒を選んでみてください。

初心者に知ってほしい!日本酒の飲み方

日本酒は様々な温度帯で楽しめるのも魅力です。飲む温度によって感じる味わいも変化してきます。ここでは日本酒初心者の方におすすめの日本酒の飲み方を3つ紹介します。

冷やして飲む

冷酒

日本酒は冷やすことで日本酒の独特なクセが薄まるため、初めて日本酒を飲む方や、日本酒に苦手意識がある方は冷酒を飲んでみてはいかがでしょうか。

特に香り高い大吟醸酒や吟醸酒、爽やかな味わいの本醸造酒などがおすすめです。

【豆知識】

日本酒を注文する時に「冷や(ひや)下さい!」と注文している姿を見たことはありませんか?言葉通りに解釈すると冷えた日本酒が出てきそうですが、実は「冷や」とは常温の日本酒のことなんです。

これは、冷蔵庫の無い時代に関係し、当時は温めるか(熱燗)、常温(冷や)の2択だったため、常温の日本酒を「冷や」と呼び、現在もその名残りが残っているためです。

常温の日本酒は「冷酒」に比べ、お米の旨味や日本酒の風味が感じやすくなってきます。

そのため、少し日本酒に慣れてから常温で飲んでみると、日本酒の幅の広さを楽しめると思います。

ロックで飲む

日本酒ロック

次に紹介するおすすめの飲み方は、グラスに氷を入れ日本酒を注ぐオンザロック。特に暑い夏にはぜひ試してほしいです。

日本酒はチューハイやビールに比べアルコール度数が高いため、氷を入れることで、ほどよくアルコール度数が薄まり飲みやすく感じます。

日本酒の中でも加水(調整用のお水)されていない「原酒」や火入れ処理をしていない「生酒」がおすすめです。

夏の時期になると発売される「夏酒」はロックで飲むことも推奨している酒蔵も多いです。

炭酸で割って飲む

日本酒炭酸割り

日本酒を炭酸で割る「日本酒ハイボール」。最近ではハイボール専用の日本酒も発売されています。

グラスに氷を入れて、日本酒と炭酸水を1:1の割合で作りましょう。日本酒を飲み慣れていない方は、日本酒と炭酸水1:2の割合など、お好みで調整してみてください。

華やかな香りを楽しめる「吟醸酒」や冷やして美味しい「爽やかタイプ」の日本酒がおすすめです。

初心者向けの日本酒の買い方

最後に紹介するのが、初心者の方におすすめしたい日本酒の買い方です。ここでは「飲みきりサイズ」と「飲み比べ」を紹介します。

飲みきりサイズを選ぼう

寿司と日本酒

日本酒を詰めている瓶は「四合瓶(720ml)」と「一升瓶(1800ml)」の2種類が主流です。

かつては一升瓶が主流でしたが、一升瓶を家庭で飲む機会が減少したことや、冷蔵庫での保管のしやすさなどから、四合瓶が市場に流通するようになってきました。

しかし、日本酒を飲み始めたばかりの方にとって、四合瓶でも容量が多いと感じる方もいらっしゃると思います。

その際におすすめなのが四合瓶よりもサイズの小さい容量の「300ml」や「180ml」のミニボトルの購入です。

スーパーやコンビニで購入できるのはもちろんのこと、酒蔵で直売されていたり、インターネットで購入することも可能です。

飲みきりサイズの日本酒は外でお酒を飲む時にも重宝しますよ!

>>お花見や外飲みに持っていきたい!飲みきりサイズの日本酒を紹介!

飲み比べもおすすめ

日本酒_吟醸と大吟醸

贈答用や個人用で重宝するのが「日本酒の飲み比べセット」です。特に日本酒を飲み始めたばかりの頃は色んな種類のお酒を飲んでみたいと思いますよね。

1つの酒蔵から販売されていたり、ある地域の日本酒を飲み比べできたりと、テーマによって楽しみ方も人それぞれです。

スーパーや酒屋などではあまり見かける機会が少ないため、ECサイトや酒蔵の直売所でぜひ購入してみてください。

まとめ

今回は初めて日本酒を飲む方や、これから日本酒について学びたい人へ向け、初心者の方でも飲みやすい日本酒のタイプの紹介、日本酒の選び方や飲み方を解説しました。最後にこの記事のまとめを紹介します。

  • 初心者の方が飲みやすい日本酒は「甘口」、「低アルコール」、「スパークリング」の3種類。
  • 日本酒を選ぶ際には「精米歩合」、「アルコール度数」、「日本酒度」を確認してみてください。
  • 日本酒を冷やすだけでなく、氷を入れたり、炭酸で割ると飲みやすく感じます。
  • 飲みきりサイズ(300ml、180ml)や、日本酒の飲み比べもおすすめです。

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