【れんこんのてりたま挟み焼き】 シャキシャキ食感が美味しい!日本酒おつまみVol.17
日本酒をもっと気軽に美味しく飲んで欲しい!そんな思いから、日本酒おつまみ研究化として活動している「おやまゆ」が日本酒ペアリングおつまみを紹介するこちらの連載。
今回はこの時期が旬の「れんこん」を使った日本酒に合うおつまみを作りたいと思います。旬のれんこんって美味しいですよね。水煮の真空パックなども売られていたりしますが、やっぱり旬の味には敵いません。美味しいこの時期にぜひ試してみてくださいね!
前回はお正月のおせち、数の子を使ったおつまみレシピをご紹介しました。 一緒に合わせた光栄菊との相性が抜群で、自信を持ってオススメできる最高のペアリングです。とても簡単にできるので、お正月に余ってしまった数の子があれば、ぜひ試してみてくださいね!
>>関連記事:【おやまゆの日本酒おつまみVol.16】 おせちをアレンジ!数の子のゆず味噌クリームチーズ和え
れんこんのてりたま挟み焼きの材料(8個分)
豚挽肉・・・200g
ネギ・・・1/2本
A片栗粉・・・大さじ2
A顆粒鶏ガラだし・・・小さじ1/2
A塩・・・2つまみ
A胡椒・・・適量
ごま油・・・大さじ1
B醤油・・・大さじ2
Bみりん・・・大さじ2
B砂糖・・・小さじ1
卵・・・1個 (お好みで)
れんこんのてりたま挟み焼きの作り方
①れんこんは皮を剥いて、形の綺麗な部分を厚さ5mm程度で16枚輪切りにする。
平らな容器に並べたらキッチンペーパーで余分な水分を拭き取り、片栗粉(分量外)を軽くまぶしておく。
②ネギは粗みじん切り、残ったれんこんはすり下ろしておく。すり下ろすと水分が出るので軽く絞っておく。
絞り過ぎると出来上がりがパサパサになってしまうので、注意してください。
③ボウルに豚挽肉と②、Aを加えてよく捏ねる。
④全体が混ざったら、適量を手に取り丸く成形して、①のれんこんで両側を挟む。この時、片栗粉をまぶした面がタネに接するようにする。
軽く挟んだだけだと焼いた時にれんこんが剥がれやすくなってしまうので、れんこんの穴にタネが食い込むようにギュッと押し込むのがポイント!
⑤フライパンにごま油を熱し、中火でつくねを焼いていく。れんこんに焼き色が付いたらひっくり返す。水を50mlほど加えて蓋をし、弱火で5分間蒸し焼きにする。
⑥5分経ったら爪楊枝を刺して中まで火が通っているか確認し、大丈夫であればBの調味料を加えて中火で焼く。タレが煮詰まって挟み焼きに絡まれば完成!
器に盛り付け、お好みで卵黄をつけていただきます。
れんこんのシャキシャキ感と、お肉のジューシーな味が楽しめるおつまみです。タネにもすり下ろしたれんこんを入れたことで、ふわっとした食感になりとても美味しくできました。食欲をそそる醤油の甘辛だれが絶品!卵黄をつけるとより濃厚でお酒が欲しくなります。
れんこんのてりたま挟み焼きにぴったりな日本酒はコレ!
あさ開 南部流生酛造り 特別純米 (株式会社あさ開)
今回、れんこんのてりたま挟み焼きに合わせたのは、岩手の代表銘柄、あさ開の特別純米です。実は、一昨年あさ開さんの酒蔵に訪問して蔵見学させていただたことがあり、とても思い入れのある酒蔵です。
あさ開さんの外観
初めてあさ開さんの酒蔵を見たときはその大きさに驚いたのを今でも覚えています。蔵というより工場というのがふさわしく、最新の設備のもと、清潔な環境と正確な技術による酒造りが実現しています。
そんなあさ開さんのお酒はどれを飲んでも味に安定感があり、美味しいです。今回合わせる特別純米も旨味と酸味のバランスが非常によく、飲み飽きしない味わいで、私も大好きなお酒です。
あさ開とのペアリングポイント
まず、おつまみの甘じょっぱさと、あさ開のしっかりとした味で、料理とお酒の味の濃淡が釣り合うことで、とてもバランスが取れた組み合わせです。 また、このあさ開は生酛造りのため、生酛造りならではの力強い旨味と酸味が醤油の香ばしさや濃厚な味わいとよく馴染むため、口の中に入れたときにとても心地よく味わえます。
今回ご紹介したあさ開の日本酒はれんこんの挟み焼き以外でも、醤油を使った和食によく合いそうです。寒さが厳しくなるこれからの時期は、燗酒にしても最高ですね!生酛造りのお酒は燗酒にぴったりです。
いかがでしたか?今回は旬のれんこんを使ったてりたま挟み焼きのレシピと、岩手を代表する酒、あさ開をご紹介しました。少ない材料で手軽に作れるので、れんこんが一番美味しい今の時期にぜひ試してみてはいかがでしょうか。
そして、あさ開は高い品質で確かな味わいが楽しめるオススメの銘柄です。れんこん挟み焼きとの相性もバッチリでした。ぜひ試してみてくださいね!