日本酒はソーダ割りもできる!?おすすめの作り方やペアリングレシピの解説付き
日本酒の飲み方というと、冷やしたり温めたりと温度を変えてたしなむイメージが強いですが、最近ではロックで飲んだり、カクテルのベースとして使われることも増えています。
日本酒好きの方にとっては、ソーダ割りは邪道と思われるかもしれませんが、炭酸と合わせることですっきりと爽快な飲み口になります。また日本酒そのままより、料理との相性も広がります。
日本酒のソーダ割りは誰でも簡単に作れて、外でも家でも気軽に楽しめるので、ぜひ作り方を覚えておきましょう!
日本酒のソーダ割りは美味しいのか
結論からいうと、日本酒のソーダ割りは美味しい組み合わせといえます。
日本酒は少しずつちょびちょび飲むことが多いですが、ソーダ割りにするとハイボールや酎ハイなどのようにごくごくと飲みやすくなり、お酒もおつまみもすすみます。
またソーダと合わせることで、飲み口がさっぱりとしたお酒に変身し、日本酒をそのまま飲む時とはまったく別の飲み物となります。
元々日本酒が苦手な人でも飲みやすくなる
日本酒のアルコール度数は15度くらいのものが多く、ビールやワインなどに比べると高めです。それをソーダで割ることによって、アルコール度数をおさえられるのでアルコールが苦手な方も飲みやすくなります。
また炭酸の刺激で日本酒特有のアルコール感がやわらぐので、もともと日本酒が苦手な方も飲みやすい割り方です。
爽やかな炭酸でのどごしが良くなるので、普段チューハイやハイボールを好んで飲んでいる方にももちろんおすすめですよ。
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スッキリとした口当たりになるのでキャンプにもおすすめ
キャンプではバーベキューなど、こってりした料理を作ることも多いですが、日本酒のソーダ割りであればスッキリと爽やかな味わいなのでペアリングに悩みません。
また日本酒に賞味期限はありませんが、開栓後は早く飲み切らないと酸化して味が落ちてしまいます。そのため通常の日本酒で消費しきれない時こそ、ぜひソーダ割りを試してみてくださいね。
こだわりの日本酒ソーダ割りを作る方法
ただ混ぜるだけでは、こだわりの日本酒ソーダ割りを作れません。そこでここからは、普通の日本酒ソーダ割りよりも美味しく作れる方法をご紹介していきます。
作り方①グラスにまんべんなく氷を入れる
まずはグラスにたっぷりと氷を加えて、マドラーなどでかき混ぜます。そうすることで、グラスがキンキンによく冷えます。氷が溶けにくくなる効果もありますので、爽快感も増しますよ。
作り方②グラスの半分まで日本酒を入れる
次に日本酒をグラスの半分程度まで入れて、再度かき混ぜます。日本酒をよく冷やしましょう。
作り方③1:1の比率になるようにソーダを入れる
原酒は日本酒を造る工程の中で加水がされていないので、必然的にアルコール度数が高く、味が濃いお酒です。
原酒を1:1の比率でソーダで割ると、味の濃さもちょうどよくなりますし、炭酸感に加えてソーダの甘さが日本酒の辛さやアルコール感をやわらげ、飲みやすい味わいにしてくれます。
日本酒本来の味をしっかり楽しみつつ、のどごしも良くしたい時には原酒がおすすめです。
他にも甘口の日本酒ならまろやかな味に、辛口の日本酒ならきりっとした味になりますよ。
さらにレモンやライムなどを添えると、さらに爽やかさが増します。少し苦めのグレープフルーツなどもおすすめです。
ソーダ割りが合う日本酒
アウトドアやキャンプで日本酒を飲む時にいつも困ってしまうのが、冷えた状態で日本酒をキープすること。
そんな時でも、ソーダと氷を用意するだけで、キンキンに冷えた日本酒を楽しむことができます。
『千古乃岩 純米吟醸 原酒 』は、岐阜県恵那市『坂折棚田』産の減農薬米を使用した日本酒。香りはやや濃醇で、やや辛口の味わいが特徴です。
辛口寄りなので、後味がすっきりとした後味のソーダ割りになります。
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燗とロック|アウトドア日本酒飲み比べセット
ホットサンドメーカーで『ねぎねぎチヂミ』
材料使い切りで楽チンでおつまみにピッタリなチヂミのご紹介です。濃厚でコク深い溜まりポン酢だからこそ、これ一本で満足度の高い味わいに。手頃な100mlタイプの調味料だから、アウトドアでも持ち運びでも万能です!
〜材料〜
・青ネギ 1袋(80g)
・薄力粉 40g
・片栗粉 10g
・卵 1個
A水 30ml
A和風顆粒だし 小さじ1
A塩 ひとつまみ
・ごま油 大さじ1
・「頑ぽん」 適量
作り方
1.青ネギは3~5cm幅に切ります。
2.ボウルに薄力粉、片栗粉を入れて混ぜ合わせます。
3.ダマがなくなったら青ネギ、卵、Aを入れてなめらかになるまで混ぜ合わせます。
4.ホットサンドメーカーにごま油を塗り、3を流し入れて閉じます。
5.4を中火で3~5分ほど熱し、焼き色がついたら裏面も同様に加熱します。
6.中に火が通ったら取り出し、一口大に切ります。
7.器に盛り付け、「頑ぽん」を添えて完成です。
まとめ
今回は、新しい日本酒の飲み方としてソーダ割りをご紹介しました。
日本酒をそのまま飲むよりすっきりとした味わいになるので、日本酒が苦手な方もぜひ一度試してみてください。
また、複数人でキャンプやアウトドアをする時には、1本の日本酒を熱燗や冷酒、ソーダ割りと、それぞれお好きな飲み方で楽しむことができるのもメリットのひとつ。
その時の気分に合わせて温度や飲み方を変えることができるのも日本酒の嬉しいポイントです。
日本酒によって味わいが変わるので、お好みの日本酒を使ってお好みのソーダの割合を見つけてみてくださいね。
(制作メンバー)
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ライター:べーさん(Twitter)
ディレクター:卯月りん(Twitter)
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「日本酒を、もっと身近に」をコンセプトにした日本酒メディア&コミュニティ「酒小町」の編集部です。 メンバーは20代から30代。 お酒好きをキッカケとして入ったメンバーが、職場や家庭では出会えないメンバーと出会ったり、自分の得意なことに気づけたり、自分のやってみたい!を叶える企画を立ち上げたり、凹凸を補いあいながら楽しめる場所です。