【5月が旬の日本酒おつまみ】アジと新じゃがいもを使ったおつまみをご紹介します
毎月配信している「旬の食材を使った日本酒おつまみ」!
木々の緑が濃くなり、花々が咲いてきたと思ったら…あっという間に梅雨がやってきそうですね。雨が多くなるとどうしても外に出るのが憂鬱になってしまいがちです。そんな時は無理せずお家でおつまみを作って、まったりとした時間を過ごすのはいかがでしょうか。
今回は5月の旬な食材「アジ」と「新じゃがいも」を使った日本酒にあうおつまみをご紹介いたします!
梅や香味野菜でさっぱり「アジのたたき梅風味」
今が旬!アジについて
味がいいからアジ
アジは一年中スーパーなどで見られる魚ですが、旬の時期は5月~7月頃!アジの語源は「味」が良いため、この名前になったと言われています。また漢字では「魚」に「参」と書いて「鯵」と呼びますが、この由来は「おいしくて参ってしまう」という意味でつけられた…等諸説あるそうです。
アジには、不飽和脂肪酸であるDHAとEPAが豊富に含まれています。DHAは脳の働きを活性化し、EPAは血液をサラサラにする働きがあると言われています。
火を使わないのでラクチンです
アジ刺身 2尾分
カリカリ梅 適量
ネギ 1/3本
生姜 1/3本
大葉 5枚
ポン酢 大さじ2
みりん 少々
この手順でやればまちがいなし
①アジのお刺身は細切りにする。
スーパーであらかじめ3枚おろしにしてもらいました。お家では皮と骨をしっかり取りましたが、スーパーによっては「お刺身にして下さい」と言えば対応してくれるので、面倒な方はそこまでやってもらうと便利ですよ♬
②カリカリ梅は種を取りみじん切りにする。
③ネギ・生姜はみじん切り、大葉は千切りにする。
④すべての材料を混ぜ合わせ、大葉の上に飾って完成。
たくあんの食感が楽しい「新じゃがとたくあんのポテトサラダ」
今が旬!新じゃがいもについて
皮ごと食べられるみずみずしい新じゃがいも
通常のじゃがいもは収穫後に貯蔵庫で貯蔵され、熟成してから出荷されるため、水分がほどよくぬけてホクホクした食感になります。それに比べて新じゃがいもは、収穫後すぐに出荷されるため、新鮮で皮が薄くてやわらかくみずみずしいのが特徴です。冬から育てられ、3月~6月頃にかけて収穫されます。
新じゃがいもはビタミンCが豊富で、美容や免疫力を高めるのに効果的です。通常のじゃがいもに比べて、4倍ものビタミンCを含みます。また皮ごと調理が可能なため、皮に含まれるビタミンやミネラルなども、くまなく栄養を摂ることができます。
材料の大きさをあわせるのがコツ♪
新じゃがいも 3~4個
たくあん 適量
クリームチーズ 2個
きゅうり 1/2本
ベーコン 70g
新玉ねぎ 1/2個
マヨネーズ 大さじ3
お酢 大さじ1/2
黒コショウ 少々
マスタード 小さじ1
塩コショウ 少々
この手順でやればまちがいなし
①新じゃがいもは良く洗い、芽をとり1口大に切る。
②①を耐熱容器に入れて、レンジで6~7分加熱。
③たくあん、クリームチーズは1cmほどの角切りにする。
④きゅうりは1cmほどの角切り、新玉ねぎはスライスし両方とも塩で少しもみ10分くらい置いたら水けを絞る。
⑤ベーコンは1~2cmの角切りにして、フライパンで炒める。
⑥レンジにかけた新じゃがいもは、熱いうちにフォークなどで軽くつぶしておく。そこへ全ての材料を入れる。
新じゃがいもは軽くつぶすと、じゃがいもの食感が残って美味しいです。
⑦材料を混ぜ合わせて、お皿に盛り付けて完成。
今日のおつまみと一緒に飲んだ日本酒
2021辰泉Primitive Type:SWEET
■精米歩合 :80%
■アルコール度数:16度
穀物のような優しい香りとぶどうのような香りがふわっと。口に含むとTypeスウィートというだけに甘さが広がり、後からピリピリした舌触りが残ります。アジとの相性が良く、スイスイ飲めてしまいました!!
会津地方・辰泉酒蔵について~知ると楽しい豆知識〜
福島県会津地方は山々に囲まれた自然豊富な土地です。特に会津若松市にある会津盆地は、周りの山々からの伏流水が豊富なことから、日本有数の米どころです。また、雪に覆われる冬の気候から温度・湿度・空気の清浄度ともに酒の仕込みに最適といわれており、古くから酒蔵が多く点在します。
会津地方で有名な鶴ヶ城!その近くに赤く記した場所が酒蔵。ここまで多くの酒蔵があるという事は、それだけ日本酒を造りやすい環境だということがわかりますね♪ちなみに、青く記した場所が辰泉酒蔵です!
辰泉酒造は、明治十年の創業以来、会津の米と水の良さを最大限に生かして、手と目の届く範囲での小仕込みによる清酒造りをしています。
原料米は、幻の酒造好適米「京の華」の復活をはじめ、良い米を地元農業者と共に育てる事から酒造りに取り組んでいます。「会津の米と会津の水を生かしたこだわりの酒造り」現在もその姿勢を変える事なく、酒造りに取り組んでいます。