映画クライマーズ・ハイの舞台!群馬県で醸す銘酒「谷川岳」
山を登るうちに興奮状態に陥り、恐怖心を抱かなくなる状態のことを「クライマーズ・ハイ」と言う。
横山秀夫原作の本作品は日航ジャンボ機墜落事故を背景に、群馬県のある地方新聞記者達の物語。作中でも登場する「谷川岳」は群馬・新潟の県境にある日本百名山のひとつ。「銘酒あるところに名山あり」と称されるほど日本酒造りにとって山々が育む伏流水は重要な要素になっています。
さて、今回の映画と日本酒の思い出はクライマーズ・ハイ×日本酒「谷川岳」。雄大な自然を感じながら日本酒と映画を楽しめる内容です。
映画「クライマーズ・ハイ」の概要
1985年新聞記者悠木は、友人安西と谷川岳登山を約束するが、おりしも日航ジャンボ機墜落という世界最大の航空機の悲劇に遭遇することになる。悠木は谷川岳に登ることを諦め未曽有の事故報道に全力を投じていく。安西も谷川岳に行くことなく病院に運ばれていた…。
映画の予告編とあらすじ
1985年8月12日、乗客乗員524名を乗せた日本航空123便が、群馬県多野郡上野村の御巣鷹山に墜落。群馬の有力地方新聞・北関東新聞社の記者・悠木は、事件の担当デスクに任命され、混乱する状況や次第に露わになっていく社内の人間関係の軋轢に押しつぶされそうになりながらも、未曾有の大惨事の真実を伝えるために奔走するが……。
百名山「谷川岳」の雄大な自然
初心者から上級者まで楽しめるルートがあり、標高2,000メートル足らずとは思えない景観が人気を呼んでいる谷川岳。夏場のハイキングや、ロープウェイから眺める絶景を求め、紅葉の時期は大勢の登山客が訪れる場所です。
日本酒「谷川岳」を飲んでみよう
群馬県の永井酒造が醸す「谷川岳」。谷川岳シリーズは、きりっとした辛口の中にも、柔らかな仕込水の優しい甘さが引き立つ、「毎日飲んでも飽きのこないお酒」を目指した食中酒にぴったりな日本酒です。
谷川岳 純米大吟醸の味わい
今回購入したのは「谷川岳」純米大吟醸。「谷川岳」シリーズは全体的に辛口でキリッとした日本酒。純米大吟醸は淡麗辛口のスッキリした味わいの中に、ほどよい華やかな香り(吟醸香)を感じられとても上品な味わいです。
ご自身で楽しむもよし、贈り物としても重宝できる銘柄です。
一緒に食べたい料理
日本酒のタイプでは、ほどよいフルーティーさが感じられる「爽やかタイプ」の日本酒。日本酒の香りが穏やかでクセが強くなく、料理との相性の幅は広いと思います。
紹介している日本酒おつまみの中では、春の旬の食材を使った「塩昆布で鯛の昆布じめ風」や、さっぱりヘルシーな「砂肝ときゅうりの香味ダレ」が相性が良さそうです。
塩昆布で鯛の昆布じめ風
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砂肝ときゅうりの香味ダレ
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蔵元「永井酒造」について
水芭蕉のブランドで日本酒ファンに親しまれる永井酒造。尾瀬の山々が育んだ清冽な水を使い群馬県川場村で日本酒を醸しています。
近年では伝統的な日本酒造りに加え、日本酒スパークリング「水芭蕉」にも力を注ぎ、日本のみならず海外でも知名度の高い酒蔵です。
蔵カフェ「古新館」
通常営業時(※)には酒蔵見学も受け入れ、併設する広々とした売店では多様なラインナップからお気に入りの日本酒を見つけることができます。
また併設する蔵カフェ「古新館」では日本酒の他にスイーツや仕込み水出し珈琲など楽しめ、観光スポットとしても人気の場所です。
※最新の営業状況は永井酒造HPをご確認ください。
蔵カフェ「古新館」
「クライマーズ・ハイ」が気になるあなたにおすすめの映画
クライマーズ・ハイが気になる方にぜひ観てほしい映画を2作品ピックアップ。今回はどちらも邦画です!
そして父になる
是枝裕和監督が福山雅治を主演に起用した作品で、病院で自分の息子を出生した際に、別の子と取り違えられた事実を6年後に知らされた父親である夫と、その妻が抱く葛藤を描いたドラマ。映画の舞台は群馬県前橋市。クライマーズ・ハイ原作者横山秀夫が当時勤めていた上毛新聞の本社も群馬県前橋市にあります。
突入せよあさま山荘事件
クライマーズ・ハイの作中で何度も取り上げられた「連合赤軍・あさま山荘事件」。クライマーズ・ハイの原田監督がメガホンを取り、役所広司を主演に迎え警察側から見た「あさま山荘事件」を描いた作品。