【二日酔い対策は万全??】コンビニ商品でできるお酒を飲む前後の対策方法
今回は、お酒の天敵!!二日酔いについて。二日酔いの原因と対策を特集します。手軽にできる二日酔い対策やコンビニで購入できる対策を6選紹介しています。
これで二日酔いも怖くない!!けど…飲み過ぎにはご注意くださいね。
そもそも二日酔いって何??
二日酔いとは、お酒などのアルコール飲料(エタノール)を、自分のキャパ以上(代謝能力)飲むことによって引き起こされる、不快な身体の状態といわれています。主に吐き気や胸やけ、頭痛などの不快な症状が見られます。
二日酔いになる原因
アセトアルデヒド
アルコールは、体内に入ると肝臓で分解され、アセトアルデヒドという毒性を持つ成分に変わります。体内にはこれを分解する酵素(こうそ)があるので、無害な酢酸(さくさん)と水に変えることができます。
しかし飲み過ぎると分解が間に合わず、全身にまわって神経細胞に影響を与え、頭痛や全身のだるさを引き起こす「二日酔い」になります。
逆流性食道炎
ふだん、胃と食道は胃酸の逆流を防ぐために細く締まっていますが、お酒を飲むとアルコールの作用で緩んでしまいます。そうなると胃酸が食道まで逆流してしまい食道の粘膜を傷つけ、吐き気・胸焼け・胃のムカムカといった二日酔いの症状を発症します。
脱水状態
アルコールは利尿作用があるため、飲むと排尿を促し、水分を体内から排泄します。体内がカラカラの脱水状態になると、体内のアルコール濃度も高まり、頭痛、めまい等の症状になることがあります。
二日酔い対策6選
ここからは、二日酔いの対策方法についてご紹介していきます。手軽にできる対策なので、ぜひ取り入れてみて下さい。
【コンビニ】二日酔い予防対策アイテム
まず初めは、コンビニで手軽に購入できるもので対策していきましょう!!
ウコンの力
二日酔い対策としてよく名前があがる「ウコン」。その役割は肝機能のサポートです。ウコンに含まれるクルクミンという成分は、アルコールを分解する手助けをします。
飲酒前に飲んでおくことで、効果的に分解をサポートしてくれます。ウコンの力は飲みやすくすっきりとした味です。
ヘパリーゼW
ヘパリーゼWは、ウコン(クルクミン)と肝臓エキスが配合されています。肝臓エキスとは、天然良質なレバーを分解したもの。
肝臓を構成するタンパク質の原料を効率よく摂取できます。こちらも飲酒の少し前に飲んでおくのがおすすめです。ヘパリーゼWはほのかなパイン味でした。
スポーツドリンク
原因でもお伝えしたようにアルコールには利尿作用があり、お酒を飲めば飲むほど多くの水分を失います。
また、お酒を飲みすぎると糖分が不足して低血糖症になってしまい、頭痛・体のだるさ・吐き気などの症状がでてきます。
そんな症状を和らげてくれるのがスポーツドリンク!スポーツドリンクは、脱水症状や低血糖症などに効果的な飲み物です。こちらは、飲んだ後や、飲んだ次の日の朝一番にしっかり補給しましょう。
【二日酔い対策】飲みながら簡単にできること
何かを食べながら飲みましょう
二日酔いは、アルコールが体内へ吸収される速度を落とすことで予防できます。吸収スピードを抑えるためには、アルコールと一緒に食べ物を摂取することが大切です。
特に摂取したいのはタンパク質!!タンパク質はアミノ酸を含み、アルコールの分解を助けます。タンパク質が豊富な肉や魚・チーズ、枝豆がおすすめです。
油分を摂取しよう
油分(脂肪)は胃の粘膜を保護し、アルコールの吸収スピードを穏やかにしてくれます。実際にイタリアなどの地中海の国では、飲酒前にオリーブオイルを少量飲む習慣があるくらい。
ドレッシングに含まれるオリーブオイルやチーズ・ナッツなどにも脂肪が多く含まれているので、積極的に食べましょう。 ここまで予防法をご紹介してきました。食事をとりながら、お酒の量は「適度な量」を心がけて、楽しく飲みましょう♪
日本酒が二日酔いになりやすいって本当??
お酒の飲み方を気につけましょう
先程もお伝えしたように、二日酔いの原因はアルコールの取りすぎです。アルコール度数がビールなどと比べて高い日本酒は、二日酔いになりやすいと言われがちですが、焼酎やウイスキーのように日本酒以上にアルコール度数が高い飲み物も多いです。
そのため、一概に日本酒が二日酔いになりやすいという事ではありません。一番の問題は「飲み方」と「飲む量」に影響されると言われています。
避けたほうが良い飲み方
①空腹で飲む:空腹でお酒を飲むとアルコールの吸収が早くなり酔いやすくなります。
②濃いお酒を飲む:アルコール度数の強いお酒は肝臓に過度な負担を与え、酔いやすくなります。
>>関連記事:【日本酒のアルコール度数は?】日本酒を美味しく楽しく飲む方法伝授します!
二日酔い予防のために和らぎ水を飲もう
和らぎ水とは、チェイサーの役割を果たす飲みものです。和らぎ水として飲むのは、特別な水ではなく、ミネラルウォーターや水道水などが一般的。
ただし、専門的なお店では、日本酒を造る際に使用された「仕込み水」を和らぎ水として提供してくれることもあります。日本酒と和らぎ水は1:1の割合がいいでしょう。
和らぎ水の効果
①水分補給ができ、脱水症状防止につながります。
②口のなかをリフレッシュして、次のひと口が美味しく感じやすいです。
③ゆっくり酔えて、二日酔い防止に効果的です。
>>関連記事:【やわらぎ水とは?】3つの良い効果を知って、お店で「やわらぎ水」を頼んでみよう!
対策をしても二日酔いになってしまったら??
予防対策をご紹介してきましたが、飲む前に知らないと意味がないですよね。。
今、二日酔いで困っている方に、二日酔いを軽減させる方法をご紹介。今までの対策は今後に生かして頂けると嬉しいです!!
まずはとにかく水分補給
体がカラカラの状態では、アルコールを分解する力が低下し、二日酔いを悪化させてしまうかもしれません。お水や炭酸水、先ほど予防法でもご紹介したスポーツドリンクが効果的です!
ただし、一気に飲みすぎるのは注意して下さい。ゆっくり水分を補給しましょう。
二日酔いでも食事を摂るなら
油っぽい物や刺激物は避けましょう。また二日酔いの原因となるアセトアルデヒドの発生を抑えるためにも、肝臓機能を回復させてあげましょう。
効果的な食べ物もコンビニで買えちゃいます。今回は手軽に食べれる2品をご紹介。
ヨーグルト
さっぱり食べることができるヨーグルト。腸内環境も整えてくれます。また、ヨーグルトに合うアロエには、肝臓の働きを助ける成分が多く含まれているので、アロエ入りだとさらに効果的です。
梅おにぎり
二日酔いは血糖値の低下が影響していると言われています。そのためお米で血糖値を上げて、梅干しに含まれるクエン酸で胃腸回復を助けてあげましょう。
二日酔いでやってはいけないNG行動3選
頭痛や吐き気などを起こしてすぐにでも治したい!!そんな気持ちから、いち早くアルコールを抜きたいと間違った行動をしていませんか??
間違った行動は、二日酔いを悪化させる原因につながります。こちらの行動は特に注意してください。
サウナや長風呂
ただでさえ二日酔いの時は脱水状態になっているのに、サウナや長風呂で汗をかくとさらに水分が抜けてしまいます。どうしても入浴したいときは、軽いシャワー程度にして、しっかりと水分補給をしてください。
激しい運動
サウナと同様に激しい運動もNG。汗をかく事により脱水状態になってしまいます。さらに、運動をすると血液が筋肉に行き、アルコール分解に必要な肝臓への血液量が不足してしまい、なかなかアルコールが抜けなくなってしまいます。
迎え酒
アルコールは麻酔作用もあるので、一時的に楽になるという方もいます。ただそれは一時的で、とても危険です。アルコール依存症のリスクが高まるため気をつけましょう。
二日酔い対策のまとめ
今回は二日酔いについての原因と対策方法について特集しました。最後にこの記事のまとめを紹介します。
- 次の日の体調が気になる方は、市販されている栄養剤がおすすめです。
- お酒だけでなく適度な食事も摂取するようにしましょう。
- お酒を飲むときはしっかり水分を補給しながら楽しみましょう。
- それでも二日酔いになった時は、やってはいけないNG行動を控え、水分を補給し安静にしましょう。
二日酔いになる前にできる対策はとても簡単なので、ぜひ実践してみてください。