日本酒の新たな楽しみ方を体験!「サケノアルケミスト」のカップ酒イベントに参加してきました!
今回は、お家で手軽に日本酒を楽しめるイベント「サケノアルケミスト」さんの「レンジde燗laboratory」へ参加してきた様子をお届けします。
イベントのテーマは、ずばり!「カップ酒 ✕ レンジ燗」。長年愛されているワンカップ大関を、「より易しく」「より美味しく」「より新しく」をテーマに様々なアレンジ方法でカップ酒を楽しめる内容です。
コンビニやスーパーで手軽に買えるカップ酒が驚きの味わいに…!
カップ酒を使った実験イベント「レンジde燗laboratory」
レンジde燗laboratoryのイベント内容
- まずはそのまま飲んでみましょう
- 電子レンジで温めよう!約40℃、60℃、60℃(加水あり)
- 冷凍パイン&約70℃
- 冷凍マンゴー&チョコケーキ&約70℃
- コーヒーアレンジ約70℃
最近ではおしゃれなラベルや、手に取りやすいサイズの日本酒も発売され、日本酒のイメージもだんだん変わってきました。ただ、まだまだ専門用語も多く、せっかく気に入った日本酒があっても手軽に買える銘柄も少ないのが現状です。。
そんな現状を打破すべく立ち上がった団体「サケノアルケミスト」さん。今回は「日本酒を家庭で手軽に楽しめ、ワクワクを体験できる」企画とのこと。開催前からテンションが上がっています!
そして、今回は日本酒に馴染みがなくても一度はみたことがある人が多いワンカップ大関を使って、お酒を温めたり、アレンジを加えとっても楽しめるイベントに。
サケノアルケミスト
サケノアルケミストのメンバー
国際唎酒師の宮内菜奈子さんが代表を務めるサケノアルケミスト。総勢4名の方で日本酒の新たな楽しみ方を研究している団体です。
まずはワンカップ大関について学びましょう!
カップ酒を初めて開発!ワンカップ大関
ワンカップ大関は「若い世代にもっと日本酒を楽しんでもらいたい」という思いから、東京オリンピックが開催された1964年に誕生しました。当時、日本酒といえば一升瓶か徳利が当たり前でしたが、メーカー名が分かる、フタを開けたらすぐ飲めるという画期的な容器を開発。
その後爆発的な人気商品となり現在でも多くのスーパーやコンビニで見かけるお酒です。最近では可愛らしいラベルや、芸能人とのコラボ商品も発売され、50年以上愛されるロングセラー商品。
乾杯!!いよいよイベントのスタートです!
ワンカップ大関について簡単に学んだあとは、いよいよイベント本番です!なにはともあれ「まずは乾杯!」
ワンカップ大関をまずはそのままで
ほどよいすっきり感とキレの中に、お酒の甘みも楽しめます。飲み方の温度幅も広く、冷やしても、常温でも、もちろん温めても美味しくいただけます。
電子レンジ燗の超簡単3ステップ
・目標温度に合わせてチン!
・最後はまぜまぜ
ポイント 180ml(通常サイズ)であれば、600Wの30秒で約10℃〜15℃温度が上昇します。
カップ酒を40℃と60℃に温めてみよう!
電子レンジで温めている様子
常温のワンカップ大関を楽しんだところで、つづいては温めたお酒を飲んでいきたいと思います。
電子レンジ燗 約40℃
お酒を温めたことで香りが立ち、味の角がとれ、まろやかな味わいに変化してきました。いわゆる「ぬる燗」と称される温度帯です。個人的にはこれくらいの温度で飲むのが一番好き!
電子レンジ燗 約60℃
先程よりも20℃温めるとアルコール感が増し、これぞ熱燗!温度を上げることによって苦味が薄れますが、酸味はそのままのためキレを感じやすくなりました。
お水を加えて温めるとまろやかに!
電子レンジ燗 約60℃
ワンカップ大関に10%のお水を加え60℃まで温めます。さきほど飲んだものよりも、加水することによって味がとってもまろやかに!アルコール感が気になる方や、お酒を飲み慣れていない人にはおすすめの飲み方です!
温めるだけじゃない!3つの美味しいカップ酒アレンジ!
フルーツを入れて温めたらどうなるんだろう??
冷凍パイン&約70℃
コンビニで売っている冷凍パイナップルを入れ70℃まで温めたアレンジ酒。口に含むとパイナップルのジューシーさが口の中で広がります。お酒だけでなく温めたパイナップルを楽しめるのも嬉しいです!これ本当に美味しかったです!
ポイント
冷凍パインを入れてから温めるのが美味しくできるコツとのことでした!
冷凍マンゴー&チョコケーキ&約70℃
つづいては冷凍マンゴーを入れパイナップル同様に70℃まで温めます。パイナップルに比べ香りは穏やかで、ジューシーさはそこまで感じませんが、チョコケーキを合わせることで、甘みとほどよい苦味が加わり、抜群の相性を感じる組み合わせ。普段デザートを食べない私でも美味しくいただくことが出来ました。
食後のコーヒーもカップ酒を入れて
コーヒーアレンジ約70℃
えっ?!コーヒーと日本酒??美味しいのかな。。半信半疑で飲んだ結果は、、「一番好きな組み合わせでした!」私以外の参加者でも一番美味しかったと答える人も多く、アルコール入りの洋菓子のような飲み物です。これは飲みすぎ注意なやつですね。笑
あっという間に時間が過ぎた大満足のイベントでした!
気がつけばイベントが開始して2時間近く経過。飲みやすい!飲みやすい!と何杯も飲んでいるうちに、しっかり酔っ払っていました。
普段カップ酒を飲む機会は少ないですが、友人を呼んでホームパーティーで試したくなるイベント内容です。
ここだけで終わらず家に帰ってからも楽しめるって嬉しいですね。サケノアルケミストの皆さん本日はありがとうございました!次回も楽しみにしています!
イベント参加者へ感想を聞いてみよう!
参加者の声も聞いてよう!ということで、参加者の岩葉瑞季さんにイベントの感想をお伺いしました。岩葉さんは日本酒コミュニティのメンバーで、普段から日本酒を飲む機会が多いそうです。
本間:岩葉さんよろしくお願いします。日本酒を飲む機会が多いと思いますが、カップ酒を飲んだことはありましたか?
岩葉さん:日本酒は大好きでよく飲んでいますが、カップ酒は初めて飲みました。
本間:カップ酒って近いようで少し遠い存在ですよね。
岩葉さん:はい。もちろんカップ酒の存在は知っていましたが、日本酒独特の香りが強そうな印象があったんですよね。
本間:とても共感できます。ちなみに、今回参加してみていかがでしたか?
岩葉さん:アレンジするとすごく飲みやすかったですし、日本酒のサイズ感もちょうど良いと感じました。日本酒を購入しても飲みきれないことも多いので。。
本間:そうですよね。カップ酒なら色んなアレンジも試せますしね。今回の中で一番気に入ったアレンジ方法を教えて下さい。
岩葉さん:まず、レンジ燗では60℃までしっかり温めたお酒が好きで、アレンジではコーヒーとパイナップルが特に美味しかったです!
本間:パインとコーヒー美味しかったですよね!また次回のイベントも楽しみにしていましょう!
編集後記
取材レポートではお酒の試飲会の様子を中心にご紹介しましたが、日本酒の雑学や知識も学べるイベントでした。今回紹介した以外にも様々なアレンジを研究した裏話や、化学的なアプローチからお酒の美味しさや、組み合わせの紹介も学ぶことができました。日本酒ナビゲーターの資格も一緒に取得できるイベント!
日本酒ナビゲーターに認定可能なイベント!