日本酒とスペイン料理を楽しもう!自宅で作れるレシピも紹介!みんなでサルー!!
日本酒と世界の料理を楽しもう!ということで、今回は「スペイン料理×日本酒」。スペイン料理は素材を活かして作る料理が多く、日本食の特製とも共通しているため日本酒との相性も良さそうです。
今回は皆さんも居酒屋などで聞いたことがありそうな「アヒージョ」と「トルティージャ(スペイン風オムレツ)」を作ってみたいと思います。
『スペイン』について少しお勉強しましょう♪
情熱の国スペインは闘牛やサッカーが有名
スペインはヨーロッパの南部イベリア半島にあり、ポルトガルやフランスに隣接し南側にはアフリカ大陸があります。面積は日本の約1.3倍ほどあるため、大きく分けて3つの地域で気候が異なります。北部のカンタブリア沿岸は夏は涼しく冬は暖かい海洋性気候、マドリードなど内陸部は寒暖差が大きい大陸性気候、バルセロナなど地中海沿岸は年間を通じて温暖で過ごしやすい地中海性気候となります。
スペインといえば、サッカー!世界の名だたる有名選手も、なかなか活躍できないくらいレベルの高いチームが沢山あります。また、国技である闘牛も有名です。闘牛士たちは観客の歓声を浴びながら、赤い布をひらつかせ、突進してくる牛をかわして、牛と共に舞うように戦います。闘牛士は勇敢なスペイン男性の象徴となっています。
スペインのおすすめ観光スポット
建設途中の世界遺産「サグラダ・ファミリア」
スペインバルセロナにあるサグラダ·ファミリアは、建築家ガウディが手がけ着工から130年以上経った現在も建築途中の、キリスト教の聖堂です。2005年には歴史的価値が認められ、世界遺産に登録されました。
着工当時は完成までに約300年かかるといわれていましたが、技術の進歩によって工期は半分ほどに短縮され、完成は2026年に予定されています。 サクラダファミリアは、美しい建築様式や様々な意味がこめられた彫刻や装飾が施されており訪れる人々を魅了しています。また、聖堂の内部はまるで別世界!樹木がモチーフの柱がデザインされており、森の中に迷い込んだかのような感覚になります。
そしてもう一つの魅力は、虹色のステンドグラス。色彩豊かなステンドグラスが太陽の光を取り込み、美しく神秘的な空間を演出しています。
スペインの食文化について
スペインは農業・漁業・畜産業共に盛んで、新鮮な食材が手に入りやすい国でもあります。新鮮な食材を使い、その土地の自然の恵みを率直に料理するために、味のベースにニンニクとオリーブオイルが用いられ、ソースに凝るよりも素材そのものを味わう料理が多いことが特徴です。
オリーブオイルで具材を煮込んだ「アヒージョ」
グツグツ煮ましょう♪
エビ 80g
マッシュルーム 6~7個
カマンベールチーズ 1個
アスパラ 5本
ミニトマト 適量
にんにく 5片
オリーブオイル 適量
マジックソルト 小さじ1
鷹の爪 適量
バゲット 適量
料理酒 適量
この手順でやればまちがいなし
①エビは料理酒に浸して、5分ほど置いたらお酒を捨ててキッチンペーパーでふく。
②マッシュルームは半分に切り、アスパラは5cmほどに切る。
③カマンベールは切込みを軽く入れておく。
④ニンニクは2個みじん切りにし、2~3個を1/4くらいに切る。
⑤フライパンにオリーブオイル、ニンニク、鷹の爪を入れて熱し香りを出す。
オリーブオイルの量は、フライパンの底から3~4cmくらいまで入れましょう!
⑥エビ・マッシュルーム・アスパラを入れて弱火で煮込む。
具材を入れてオリーブオイルが足らなかったら、具材が浸る位まで足しましょう。
⑦ある程度火が通ったら、ミニトマトと真ん中にカマンベール、マジックソルトを入れて再度軽く煮込む。
⑧バゲットをオーブントースターで焼いて一緒に盛り付けて完成。
まるでケーキのようなオムレツ「トルティージャ(スペイン風オムレツ)」
具材を炒めて卵を流し込みましょう
卵 4個
じゃがいも 2個
ピーマン 1個
玉ねぎ 1/2個
ウィンナー 1袋
人参 1/2本
オリーブオイル 適量
マヨネーズ 大さじ1
コンソメ 小さじ1
塩コショウ 適量
この手順でやればまちがいなし
①じゃがいもは薄めのいちょう切り、玉ねぎは薄切りにする。
じゃがいもは新じゃがいもを使用しているので、皮は残したまま、芽を取って使用しています。
※新じゃがいもについてはこちらの記事も併せてご覧ください。
②ピーマン・人参は1~2cmの角切り、ウィンナーも1~2cmほどに切る。
③じゃがいもと人参は電子レンジで3分ほど温めておく。
④フライパンにオリーブオイルをひき、①~③を炒める。
⑤火が通ったら、塩コショウで軽く味をつける。
⑥ボウルに卵を割り、マヨネーズ・コンソメ・塩コショウを加えてよく混ぜる。
⑦⑤に⑥を入れたら、蓋をして弱火で7~8分ほど蒸し焼きにする。
⑧真ん中まで火が通ったらひっくり返して、今度は蓋をせず3~4分焼く。
ひっくり返す時は大皿をかぶせてひっくり返すと綺麗にできますよ~!
⑨切り分けてお皿に盛り付けて完成。
今日の料理と一緒に飲んだ日本酒
鳳凰美田 Wine Cell 2020 純米吟醸酒 無濾過本生
■アルコール度数:16度
■精米歩合 :55%
スペイン料理とあわせて飲む日本酒を今回も酒屋さんで選んでもらいました。選んでもらった日本酒は、ワイン酵母にて特別に仕込んだ日本酒です。ワイングラスで飲むのはもちろん、最初はキンキンに冷やして飲むことをおすすめしてくれました。また、ある程度飲んだ後は人肌に温めて飲むのも良いそうです。
控えめにふわっと甘いフルーティな香りを楽しんでから、一口…果実を思わせる甘味や酸味が口の中に広がりました。またあとからアルコール感も!!とっても飲みやすく、スペイン料理との相性も抜群でした♪ただ、アルコール度数も16度あるので、お水をはさみながら飲むことをおすすめします。
小林酒造〜知ると楽しいちょっとした豆知識〜
1872(明治5)年に創業の小林酒造は、栃木県小山市美田地区の美しい田園風景の中にあります。 「地元に根差した愛される酒、愛される酒蔵を目指す」という考えのもと、とことん吟醸酒造りにこだわりを持ち、ストイックなまでに本当に旨い酒を追い求めています。
小林酒造では日本酒のみならず、日本酒ベースの果実酒の種類も豊富。栃木県ならではのいちご酒やみかん酒も飲んでみたい♬