日本酒とメキシコ料理を楽しもう！自宅で作れるレシピをご紹介します

日本酒と世界の料理を楽しもう！今回のテーマは「メキシコ料理×日本酒」。メキシコ料理と聞けば『辛そう』とイメージする方も多いかもしれませんが、辛いのは後付けするソース。

実際の料理はメキシコの風土に合わせてライムやレモンなど、酸味のある料理が多いようです。また、メキシコ料理にはビールやテキーラというイメージも強いと思いますが、日本酒とあわせても美味しくなります。

今回は日本でも定着しつつある「タコス」と、酸っぱい魚介のマリネ「セビーチェ」を作り、メキシコ料理にぴったりな日本酒を紹介します。

『メキシコ』について少しお勉強しましょう♪

たくさんの気候帯がある自然豊かな国メキシコ

メキシコの正式名称は「メキシコ合衆国」。日本の5倍以上の広さを持ち、亜熱帯の海岸、砂漠や高原、高温多湿のジャングルなど様々な気候帯の自然に出会えます。公用語は定められてはいませんが、事実上スペイン語が使われています。

メキシコといえば、常夏のイメージが強いですが、国土が広いために北と南、内陸と海岸沿いでは気候は全く異なります。メキシコは北半球にあるので、日本と同様の季節の流れですが、基本的に5月から10月が雨季、11月から4月が乾季となります。

メキシコのおすすめ観光スポット

カリブ海の楽園「カンクン」

メキシコ・ユカタン半島北東部、カリブ海に面して約20kmにもわたり白い砂浜に沿ったリゾートエリア。「カリブ海の楽園」とも呼ばれており、世界各国から観光客が訪れるビーチリゾートです。 カンクン周辺にはセノーテがいくつも存在しています。セノーテとは、自然にできた陥没穴に地下水が溜まってできた天然の泉のことです。セノーテの魅力は、水の透明度が高いこと。海底まで鮮やかにくっきりと見ることができます。 セノーテではシュノーケルやダイビングを楽しむこともできるので、訪れた際は水中の美しさを直接体験することをおすすめします。

山に囲まれた美しい都市「オアハカ」

オアハカは、メキシコの南部にある国内最大の人口を誇る都市。先住民率40％以上を誇り今でも多種多様な文化や伝統が残っている地域です。オアハカ市内の中心部は色鮮やかな可愛い町並みが魅力です。 オアハカは、メキシコの伝統行事「死者の日」のイベントが盛り上がることでも有名で、この死者の日をテーマとした映画がディズニーの「リメンバーミー」です。

メキシコ料理について

メキシコ料理は、7000年前からの伝統的な食文化が高く評価されて、2010年に「ユネスコの無形文化遺産」に登録されました。アステカ族の料理やマヤ族など先住民族の料理とスペインの食文化が融合されたものです。主食はトウモロコシから作られているトルティーヤや豆。

今回は主食のトルティーヤを使ってタコスを作りましょう♪

メキシコ料理の王道「タコス」と日本酒

材料は多めだけど、工程は簡単

この手順でやればまちがいなし

【サルサソースの作り方】
①トマト・玉ねぎ・きゅうり・青唐辛子をみじん切りにする。

②①と調味料を混ぜ合わせて、30分ほど冷蔵庫で寝かして完成。

【タコミートの作り方】
①玉ねぎとニンニクをみじん切りにする。

②フライパンにオリーブオイルを引いて、ニンニクを入れ香りが出たら玉ねぎを入れて炒める。

③玉ねぎが透きとおってきたら、ひき肉を入れ色が変わるまで炒める。

④塩コショウ・ナツメグ・お酒を入れてさっと炒めたら、★で味付けをする。

★の調味料はあらかじめ混ぜておくとラクチンです。

【タコスの作り方】
①レタスは食べやすい大きさにちぎり、チーズは半分に切る。

②トルティーヤにレタス・タコミート・サルサソース・チーズをのせて巻いたら完成。

さっぱり味の「セビーチェ」と日本酒

具材を切って和えるだけ

この手順でやればまちがいなし

①お刺身を食べやすい大きさに切る。

②パプリカ・新玉ねぎ・きゅうりをみじん切りにする。

③ボウルに①と②を入れて、★を入れてよく混ぜたら完成。

お好みでパクチーを入れても美味しいです。

メキシコ料理と一緒に飲んだ日本酒

満寿泉×ERI 純米吟醸 Pero

香りはふわっと甘い感じが広がりました。飲んでみるとお米の旨味とリンゴのような酸味が広がったと思ったら、あっという間にスーッと無くなってしまいました。とてもあっさりした味です♪

こちらのイラストを描いたのは山下達郎さん、竹内まりやさんの娘【ERI】さん。柔らかいタッチのイラストで、まさにこの日本酒をあらわしています♪日本酒のボトルには「飲みづかれしない体にやさしいお酒です」と書いてますよ。低アルコールで名前の通り「ペロ」っと飲めてしまう1本です！！