日本酒ベースの梅酒の楽しみ方とは?ロック、ストレート、アレンジレシピの紹介!
梅酒は果実酒の定番として、居酒屋やスーパー、今ではコンビニでも購入できるお酒です。梅酒は様々な種類があり、ストレートやロック・ソーダ割りなど色々な飲み方で楽しめます。お酒が苦手な人でも比較的飲みやすいお酒ではないでしょうか。 今回は日本酒で造られた梅酒3本を飲み比べ、ちょっとしたアレンジ方法もご紹介したいと思います。
梅酒とは??
梅酒は日本で古くから好まれている果実酒の一種で、6月頃に収穫される青梅をアルコールに漬け込むことで作られる混成酒類の一種です。一般的にはホワイトリカーや本格焼酎、ブランデーといった蒸留酒で漬け込みますが、日本酒やワインなどで漬けるものもあります。
ホワイトリカーで漬けた梅酒
定番の梅酒は「ホワイトリカー」という果実酒向きの焼酎をベースに作られています。ホワイトリカーは無味無臭のお酒のため、梅自体の風味が楽しめます。どのような飲み方にも合いますが、ジュースやお茶で割ることでお酒が苦手な人でも飲みやすくなります。
焼酎で漬けた梅酒
焼酎ベースの梅酒は焼酎特有の香りや味わいがあります。また梅のフルーティーさと同時に焼酎のコクも楽しむことができます。キレのあるお酒が好きな人は焼酎ベースの梅酒がおすすめです。ただ、アルコール度数の高い焼酎で造られることが多いので、ソーダで割るなどして度数を下げて飲むことをおすすめします。
日本酒で漬けた梅酒
お米から作られている日本酒がベースになった梅酒は、日本酒が持つ独特の甘みが加わりまろやかな味になります。日本酒本来の米の甘みを残しつつ梅の爽やかな味わいが追加された、すっきりとした梅酒になります。他の梅酒と比べて砂糖や果糖が少ないため糖分が気になる方は、日本酒ベースの梅酒がおすすめです。
日本酒梅酒をストレートで味わってみよう
今回は3種類の日本酒梅酒を飲み比べてみました。
〆張鶴の梅酒
■アルコール度数:12度
厳選された群馬県産白加賀梅を用いて、梅酒用にブレンドした原酒で仕込んだ日本酒ベースの梅酒です。
香りは日本酒と梅の香りが半々。グラスに注ぐとトロっとしています。味は、あまり日本酒の味がせず甘くてデザート感覚です。
八海山の原酒で仕込んだうめ酒
■アルコール度数:13度
日本酒八海山の原酒に国産の良質な梅を仕込み、梅酒を造っています。カロリー控えめで甘くなく、飲みあきぜず食中酒として楽しめるすっきりとした味わいのお酒です。
香りはクリアで、梅の香りが強めです。さらっとしており、甘くなくスッキリした味わい。少しピリッとした感覚と渋みがあります。
鶴梅 完熟
■アルコール度数:10度
紀州・和歌山産の完熟南高梅の中でも最高産地とされる南部(みなべ)の梅を中心に、手間暇かけ丁寧に造られた梅酒です。桃のような甘い香りが特徴です。
香りは梅酒というより桃酒!!というくらい甘い桃の香りがします。トロっとしていて、とってもフルーティでスッキリした甘さで梅と桃の両方の味わいが口の中に広がります。
日本酒梅酒をアレンジしよう!
「梅酒とは??」のところでもお伝えしたように、日本酒で漬けた梅酒はスッキリとした梅酒が多くストレートやロックで飲んでも十分美味しいです。ですが、せっかくなのでここではちょっとしたアレンジをご紹介したいと思います。
〆張鶴の梅酒はヨーグルト割りで
〆張鶴の梅酒は、トロっとした甘さがあるのでプレーンの飲むヨーグルトと1対1で割ってみました。ヨーグルトの酸味がプラスされさっぱりとし、ごくごく飲めます。飲みすぎ注意です。
八海山の原酒で仕込んだうめ酒はソーダ割りで
八海山の梅酒は、もともとスッキリとした味わいのためストレートが一番おすすめです。(瓶にも書いてあります)あえてやるなら、ソーダ割り!特にアルコール度数が13度と3本の中では一番高めなので、ソーダで割ると飲みやすいです。梅酒とソーダは2対1くらいがおすすめです。
鶴梅完熟はロックでバニラアイスを添えて
スッキリフルーティーな鶴梅完熟は、ロックでバニラアイスを添えてみました。たっぷりな氷に梅酒をそそぎ、メロンソーダ的な感覚でバニラアイスを添えます。アイスを梅酒に付けながらスプーンですくって食べるとまさにデザート!!おすすめです。
Profile
大内
SYULIPスタッフの大内です。栄養士の知識を生かした「おつまみ記事」を中心に執筆しています。日本酒はとても奥が深く、まだまだ勉強中です!美味しいお酒を教えて下さい!