2021年08月12日

千葉の小江戸!水郷エリアの酒蔵5カ所巡り!日本酒を飲みながら観光しよう!

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SYULIP編集部
こんにちは、日本酒に関する情報を発信しているSYULIPです。 日本酒好きメンバーが新しい日本酒の楽しみ方を配信しています。配信する記事はインタビューや自らの体験をベースに一つ一つの丁寧に制作しております。

千葉県の日本酒造りは古く江戸時代を起源とし、お酒造りの最盛期には数百軒に達した酒造場。今日では約40軒の酒蔵が日本酒造りを続けています。

今回は“北総の小江戸”と呼ばれる千葉県香取周辺で今でも酒造りを営む5軒の酒蔵を巡ってきました!香取は水郷の町として人気の小野川沿いを中心とした地区で、江戸の雰囲気そのままに土蔵造りの商家や町屋が軒を連ねています。

街中を散策するとまるで江戸時代にタイムスリップしたかのような、ノスタルジックな気分に酔いしれますよ。

江戸時代へタイムスリップ!水郷の魅力!

千葉_酒蔵訪問

利根川分流の小野川沿いを中心に、今でも多くの歴史的建造物が建ち並びその面影を残しています。酒蔵や老舗店をめぐりながら往時の姿に思いを馳せましょう!

アクセスや酒蔵巡り

観光の拠点となるJR佐原駅はJR成田駅から成田線で約30分。東京駅から佐原駅まで直接運行するバスも運行しています。

佐原駅から徒歩で観光できる場所もありますが、今回紹介する酒蔵を巡る場合はマイカーやレンタカーで観光するのがおすすめです。

歴史と風情がある観光スポット!

小江戸さわら 舟めぐり

千葉_酒蔵訪問

江戸風情が残る町並みをサッパ舟風の観光船から、のんびり、ゆったり眺めることができます。

舟めぐり
【料金】町なみコース(所要時間約30分) 大人 1,300円 小学生 700円
(2020/1/24時点の料金となります)

パワースポット!香取神宮

千葉_酒蔵訪問

「通称・香取さま」といわれ親しまれる香取神宮。関東屈指のパワースポットとして人気の観光地です。約37,000坪の境内には多くの見どころがあり、神秘のパワーを感じながら散策出来ること間違いなし。

香取神宮
【住所】千葉県香取市香取1697-1
【HP】https://katori-jingu.or.jp/

水郷エリア5カ所の酒蔵を巡ろう!

『東薫』東薫酒造

千葉_酒蔵訪問

小江戸佐原の中心地に位置する東薫酒造。佐原駅から徒歩で行けるのも嬉しいポイントです。通常営業時はお酒造りの工程を無料で見学でき、きき酒も体験できる酒蔵です。
※訪問時は酒蔵見学の代わりにDVDでお酒造りの様子を視聴しました。

東薫酒造のお酒造り

千葉_酒蔵訪問

創業以来200年近い歴史、数々の受賞歴を誇る同蔵のお酒は、舌の肥えた愛飲家たちをも唸らせます。併設の売店では、オリジナル酒まんじゅうや酒アイス、酒ゼリーや酒化粧水など、地元の名産品も販売しています。

酒蔵で購入した日本酒『純米吟醸 卯兵衛』

千葉県が開発した酒造好適米「総の舞」を地元農家と契約し低農薬、有機肥料で栽培したお米で醸造した純米吟醸酒。テロワールを感じることができる日本酒です。

冷酒〜熱燗まで幅広い温度帯で楽しめます。スッキリした味わいで食中酒として様々な料理と相性が良いと感じました。日本酒のタイプとしては「爽酒」に分類される味わい。

爽やかな日本酒

『海舟散人』馬場本店酒造

1つ目に紹介した酒蔵「東薫酒造」から徒歩圏内にある馬場本店酒造。創業から約300余年、日本酒だけでなくみりんの醸造元として佐原の地で醸造業を営んでいます。

馬場本店酒造のお酒造り

千葉_酒蔵訪問

「馬場本店酒造」は300年以上前に開業した糀屋(こうじや)から始まったという老舗の酒蔵です。新酒鑑評会で3年連続金賞を受賞した大吟醸「海舟散人(かいしゅうさんじん)」や減農薬栽培米を使用した「すいごうさかり」などの銘柄がおすすめです。

現在も手造りにこだわっており、最高級の国産原料米・山田錦や佐原の大地より沸き出す地下水を使用するなど、原材料へのこだわりも強く感じられました。昔の酒造りで使用した道具を展示しており、歴史ある建物とともに見学することができます。

酒蔵で購入した日本酒『大吟醸 海舟散人』

千葉_酒蔵訪問

令和3年全国新酒鑑評会金賞受賞!最上級の米を磨きに磨いて醸した馬場本店酒造の技術の結晶。フルーティーな香り、スッキリしながらも奥深い味わいです。「海舟散人」の由来は治15年勝海舟が来店し、逗留したことを記念して命名されたそうです。

『五人娘 純米酒』寺田本家

寺田本家の日本酒造り

原料米は全て無農薬・無化学肥料栽培。契約農家が丹精込めた米と、蔵人たちが自社田で収穫した米を原料に、蔵内の湧水を仕込み水として使用。昔ながらの「生もと造り(きもとづくり)」でお酒を醸しています。

寺田本家の代表銘柄である純米自然酒「五人娘」は、雑味や色を取り除く濾過(ろか)を一切しない無濾過の日本酒。自然な琥珀色を纏ったこのお酒は、身体に優しい乳酸菌の芳醇な酸味とコクのある味わいが特徴です。

酒蔵で購入した日本酒『五人娘』

千葉_酒蔵訪問

自然酒の先駆けとなった「五人娘 純米酒」。無農薬の原料米を使用、添加物を一切使用せず、無濾過のお酒です。

自然派の日本酒と称されるオーガニックなお酒で、しっかりコクを味わえ、飲みごたえがある一本です。日本酒のタイプでは醇酒(旨口タイプ)の日本酒です。

旨口タイプの日本酒

『仁勇・不動』鍋店/神埼酒造蔵

千葉_酒蔵訪問

鍋店の日本酒造り

千葉_酒蔵訪問

成田山近くで創業し昭和18年より神崎町に製造設備を集約。杜氏制を止め自分たちの手でお酒を造り始め、全国新酒鑑評会での金賞受賞は10回以上。世界における審査の権威と言われるインターナショナルワインチャレンジ日本酒部門で金賞を受賞した実績がある酒蔵です。

酒蔵で購入した日本酒『不動』

千葉_酒蔵訪問

「備前雄町」と2つの酵母(「1801酵母」+「M310酵母」)を使用し、じっくり低温発酵で造られた日本酒。  2つの酵母をブレンドし、「雄町」らしい程よい吟醸香と、まろやかに広がる味わいをコンセプトに誕生したお酒。

ちなみに鍋店の主力銘柄は今回購入した「不動」と「仁勇」。

『惣兵衛』飯田本家

千葉_酒蔵訪問

飯田本家の日本酒造り

創業は明治10年(1877年)、酒蔵のある香取市小見川は県下有数の早場米の産地としても知られています。そのため、米の町と言われる小見川は古くから酒造りが盛んでしたが、現在は飯田本家がお酒造りの伝統を守っています。

経営者自ら先頭に立ち昔ながらの伝統を守りつつ手造りでの酒造りに励み、日本酒造りの他にリキュールやワインも人気です。

酒蔵で購入した日本酒『惣兵衛』

千葉_酒蔵訪問

辛口吟醸酒「惣兵衛」。ほどよいコク、米の旨味を感じることができ、しっかりと味がありながら淡麗で飲みやすい味わいです。

地元の酒造好適米「雄山錦」を100%使用しテロワールを感じられる一本。常温でもおいしくいただけますが、冷やして飲むのがおすすめです。爽酒(そうしゅ)に分類される味わいでした。

爽やかな日本酒

他エリアの酒蔵巡りもおすすめ!

JR西条駅周辺7カ所の酒造

日本酒好きなら一度は訪れたい街「広島県東広島町西条(さいじょう)」。兵庫の灘・京都の伏見と並び称されるお酒造りの街として知られており、JR西条駅の周辺では、現在も7社の蔵元が醸造を続けています。 西条酒蔵巡りの魅力は「コンパクトな街並み」と「生きている酒蔵」を肌で実感できること。酒蔵の一部を公開し日本酒造りを体感できる資料館や、杜氏や蔵人の作業風景を通して日本酒をより好きになること間違いなし。 日本酒のテーマパーク西条へようこそ!! 酒蔵をモチーフにしたJR西条駅 広島駅から山陽本線にゆられ約40分。西条駅は人口19万人を抱える東広島市の中心駅。広島大学の誘致をきっかけに街が大きく発展したそうです。休日になると酒蔵巡りを目的とした観光客が多く訪れ、特に毎年10月に開催される「酒まつり」の期間は約20万人の日本酒好きが訪れます。 酒蔵デザインのマンホール おすすめの酒蔵巡り…

奥多摩5カ所の酒造

都心から約90分で行ける自然溢れる「奥多摩」。豊かな自然に囲まれた奥多摩エリアは東京都の中でも日本酒造りが盛んな地域です。酒蔵見学や観光スポットが充実している小澤酒造をはじめ、奥多摩エリアの酒蔵5カ所を巡ってきました。 そして酒蔵巡りの後は、奥多摩で人気のキャンプ場へ!多摩川の源流沿いにテントを張り奥多摩の地酒を堪能してきました。 奥多摩エリアが熱い!その理由は? 奥多摩の自然に癒やされる観光地がいっぱい! 都心から90分で行ける奥多摩エリア 東京都の最西部、奥多摩町を中心とした山岳地帯。全域が秩父多摩甲斐国立公園に指定されていて、手付かずの自然に触れられる東京のオアシスです。自然を満喫できる観光地やアクティビティが多く、酒蔵巡りの他にも川遊び、登山、渓流釣り、サイクリングを楽しめる人気の観光地。 日本酒造りに最適な名水 奥多摩エリアの清冽な水 名水あるところに銘酒ありと呼ばれるほど日本酒…

水戸周辺4カ所の酒造

水戸徳川家の城下町として発展した歴史ある街並みと日本酒造りが盛んな地域「茨城県水戸市」。 茨城県は全国的にも日本酒造りが盛んな地域ですが、水戸周辺では駅から歩いていける酒蔵が多く都心からの日帰り旅行としても楽しめます。今回は水戸エリア周辺4つの酒蔵を訪問し購入した日本酒を飲み比べしてみました! 茨城の日本酒の特徴を知ろう! 関東地方の中では、最も酒蔵の数が多いとされる茨城県は、初のオリジナル酒造好適米の「ひたち錦」を使用して、純茨城のお酒造りに力を入れています。 純粋な茨城県の酒「ピュア茨城」は「口下手だけど、ほのぼのとした、茨城県民を象徴するようなお酒」として親しまれており、県を挙げてテロワールを感じる日本酒造りに力を注いでいます。 茨城産のお米!スッキリ!キレのある日本酒に適した「ひたち錦」 茨城県初のオリジナル酒造好適米「ひたち錦」。「ひたち錦」は酒造好適米として県の奨励品種に採用さ…

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