2021年08月22日

酒器を知ると日本酒がさらに美味しくなる!?日本酒を美味しく飲むための酒器選び〜入門編〜

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SYULIP編集部
こんにちは、日本酒に関する情報を発信しているSYULIPです。 日本酒好きメンバーが新しい日本酒の楽しみ方を配信しています。配信する記事はインタビューや自らの体験をベースに一つ一つの丁寧に制作しております。

酒器とは名前の通り「お酒」の「器(うつわ)」ということで、お酒を飲むときに使用する道具のことです。酒器には様々な種類があり、酒器を変えるだけで、日本酒の味わいが変化することも!

今回はそんな酒器の種類や選び方を紹介!酒器を選んで美味しい日本酒をさらに美味しくいただきましょう♪

酒器の種類について

まずはお酒を飲むため&注ぐために使用される酒器の種類について紹介していきます。

飲むための酒器

お猪口

酒器_お猪口

お猪口は、日本酒を飲むときに使用する酒器の一つで、一口で飲み干せる大きさのものが一般的です。おそらく一番身近な酒器ではないでしょうか?

「お猪口」の由来は、ちょっとしたものを意味する「ちょく」や飾り気がないことを表現する「直(ちょく)」が転じたなど諸説あります。

ぐい呑み

ぐい呑み_酒器の選び方

「ぐい呑み」はお猪口よりも深さがあり、全体的に一回り大きいサイズを多く見かけます。「グイっと飲める」や「グイグイ飲める」などが語源の様です。

枡または升(ます)

酒器_ます

枡は、神社の建造などに使われてきた杉や檜(ひのき)でできていることや、「ます」という読みが「増す」や「益す」に通じ、「幸福が増す」「益々めでたい」など、縁起が良いものとされてきました。

また、木(気)を組んで作られていることから、会社や学校などの団体で何かの目標を目指して取り組んでいくときや、夫婦になるときなど複数の人が木(気)を合わせるという意味合いを込め、ゲン担ぎとして使用されています。

ワイングラス

酒器_グラス

最近では、海外の料理にあわせて日本酒を飲むことも多く、ワイングラスなどで提供されることも多くなってきました。

特に吟醸酒など華やかな香りを楽しむ日本酒は、ワイングラスで飲むことでより香りを感じやすくなります。

枡andグラスを使用したもっきり

酒器_もっきり

「もっきり」とは枡の中にグラスを置き、その中になみなみと日本酒を注ぐことをいいます。

江戸時代、日本酒は酒屋の樽(たる)から徳利(とっくり)や枡などに直接日本酒を注いで販売する形式が主流で、これを「盛り切り」といい、そこから「もっきり」という言葉が生まれました。

注ぐための酒器

徳利(とっくり)

酒器_徳利

首がキュッと細くなって下部が膨らんだ容器。名前の由来は諸説あるようですが、お酒を注いだときの「とくりとくり」という音から「とっくり」と付けられたと言われています。

片口

酒器_片口

片口とは酒を注ぐための注ぎ口が付いている酒器です。口径が大きいのでお酒の香りを堪能でき、日本酒を存分に楽しむことができるのも魅力のひとつです。

ちろり

酒器_ちろり

容器ごとお湯の中に入れて温めるお燗用の酒器のことです。すずや銅など金属で作られており、日本酒を全体的に温め、燗酒をまろやかにしてくれる効果もあります。

日本酒にこだわっているお店や熱燗専門店でよく見かける酒器ですね。

酒器の様々な選び方

日本酒のタイプによって形を選ぼう

4タイプの日本酒
日本酒の香りや味わいには、原材料、仕込み方法、熟成期間、地域性や生産者の考えなど様々な要因が影響します。日本酒が持つ香りの要素と味わいの要素を組み合わせると、上の図のような4つのタイプの日本酒に分類できます。

ここでは日本酒タイプの特性を最大限に楽しめる酒器を紹介していきます。

ラッパ型やワイングラス(口が広がっているタイプ)

フルーティーな日本酒

味や香りをしっかり感じられるため、香り高いフルーティーな日本酒を楽しむ時に使用するのがおすすめ!おしゃれな雰囲気で日本酒を楽しめそうですね。

日本酒_酒器の選び方

ブルゴーニュ型やラッパ型のワイングラス

ストレート型や飲みきりサイズの酒器

爽やかな日本酒

細身のラッパ型やストレートタイプの酒器は、日本酒の風味を逃がさず口まで運ぶことができます。スッキリ味の爽酒を楽しむときに使用したい酒器です。飲みきりサイズの酒器もぜひお試しください!

日本酒_酒器の選び方

フルートグラスや飲みきりサイズの酒器

おわん型の酒器

旨口タイプの日本酒

口の中央でお酒の甘みや旨みをしっかり長時間感じられる形状になっています。旨味成分たっぷりの醇酒(旨口タイプの日本酒)を楽しむときは口径の広い酒器がおすすめです。

日本酒_酒器の選び方

口径の広い酒器がおすすめ

ブランデーグラスやショットグラス

熟成タイプの日本酒

熟成タイプの香りを最大限に楽しみたいならブランデーグラスがおすすめ!小さな酒器でも充分香りを楽しめるのでショットグラスも試してみてください!

日本酒_酒器の選び方

ブランデーグラスやショットグラス

温度によって大きさを選んでみよう

冷酒

日本酒の冷酒_酒器の選び方

小さな酒器を使ってクイっと冷酒

冷酒を飲むときは小さめの酒器(飲みきりサイズ)がおすすめ。長時間入れておくとぬるくなってしまうため、小さめの酒器で冷たいうちに飲みきっちゃいましょう♪

熱燗

酒器_熱燗

大きめな酒器でじっくり熱燗

熱々のお酒を飲みたい方は小さめの酒器を選びましょう。逆に温度が下がっていく過程を楽しみたい方は、大きめの酒器に入れて、味わいの変化を楽しんでみてはいかがでしょうか。

※日本酒の温度について詳しく知りたい方はこちら

日本酒に関する「あれが知りたい」、「これも知りたい」特集1回目は、日本酒の美味しい飲み方を10種類ご紹介いたします。 味わいや香り、温度から日本酒を選ぶスタンダードな方法から、一風変わった日本酒の楽しみ方などなど。難しい表現は一切なし!今日から実践でき、知ると日本酒の楽しみ方の幅が広がる内容です。 日本酒の美味しい飲み方〜温度で楽しもう〜 Photo by unsplash 日本酒は冷やしたり温めたりすることで、同じお酒とは思えないほど幅広い味わいを楽しむことができます。 細かく分類すると10種類の呼び名がありますが、大きく3つの種類(①冷やす、②常温、③温める)に分けられます。 温度で異なる日本酒の呼び方 温度による日本酒の呼び名一覧 (1)冷酒で日本酒を楽しもう 一般的に、レストランや居酒屋で「冷酒/れいしゅ」と呼ばれる温度帯です。 温度は5℃〜15℃で、さらに「冷酒」を細かく3つに分…

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