2021年01月09日

日本酒の美味しい飲み方10種類|スタンダードな飲み方〜日本酒アレンジレシピを紹介!

2021年01月09日
SYULIP運営

日本酒に関する「あれが知りたい」、「これも知りたい」特集1回目は、日本酒の美味しい飲み方を10種類ご紹介いたします。
味わいや香り、温度から日本酒を選ぶスタンダードな方法から、一風変わった日本酒の楽しみ方などなど。難しい表現は一切なし!今日から実践でき、知ると日本酒の楽しみ方の幅が広がる内容です。

日本酒の美味しい飲み方〜温度で楽しもう〜

fireplace

Photo by unsplash

日本酒は冷やしたり温めたりすることで、同じお酒とは思えないほど幅広い味わいを楽しむことができます。
細かく分類すると10種類の呼び名がありますが、大きく3つの種類(①冷やす、②常温、③温める)に分けられます。

温度で異なる日本酒の呼び方

日本酒の温度表
温度による日本酒の呼び名一覧

(1)冷酒で日本酒を楽しもう

日本酒の種類_冷酒

一般的に、レストランや居酒屋で「冷酒/れいしゅ」と呼ばれる温度帯です。
温度は5℃〜15℃で、さらに「冷酒」を細かく3つに分類することが出来ます。

1. 雪冷え(ゆきひえ)【約5℃】

状態:瓶の表面が結露。
特徴:お酒の香りはあまり感じづらいと言われる温度帯です。

 

2. 花冷え(はなひえ)/約10℃

状態:瓶から冷たさが伝わる程度です。
特徴:飲み始めの香りは弱いですが、飲みだすと徐々に香りが広がります。

 

3. 涼冷え(すずひえ)/約15℃

状態:冷蔵庫から瓶を取り出しある程度時間が経った頃。
特徴:口に含んだ時にはっきりとお酒の冷たさを感じられ、香りの華やかさや味わいのとろみ感を楽しめます。

 

冷酒で飲む日本酒

香り高い大吟醸酒や吟醸酒、爽やかな味わいの本醸造酒などがおすすめです。
冷やすことで日本酒の独特なクセが薄まるため、初めて日本酒を飲む方や、日本酒に苦手意識がある方は冷酒を飲んでみてはいかがでしょうか。

(2)常温/冷やで日本酒を楽しもう

日本酒の種類|常温と冷や

常温の日本酒を「冷や」と呼びます。常温なのに冷や??少しややこしいと感じられる方も多いはず。
常温なのに冷やと呼ばれる理由は冷蔵庫の無い時代が関係しています。
当時は温めるか(熱燗)、常温(冷や)の2択だったため、常温の日本酒を「冷や」と呼び、現在もその名称で呼ばれています。

4. 常温(冷や)/約20℃

状態:お酒を入れる容器を持つと、ほんのりと冷たさを感じます。
特徴:香りはやわらかく、味わいもソフトな印象です。

 

常温で飲む日本酒

常温/冷やで飲む日本酒は、日本酒本来の味が最も表れると言われています。しかし、お酒の雑味も感じやすい温度のため、ていねいに造られた日本酒でないと常温で美味しく味わうのは難しいかもしれません。
お米の本体の旨みを楽しめる純米酒を常温(冷や)で飲んでみてはいかがでしょうか。

(3)熱燗で日本酒を楽しもう

日本酒の温度|熱燗

日本酒を温めて飲むことを熱燗と呼びます。さらに温度によって熱燗を6つに分類することができ、それぞれの温度によって日本酒の味わいも変化してきます。
No.7/ぬる燗、No.9熱燗だけでも知っておくと、お店で熱燗を注文する時に役に立つと思います。

5. 日向燗(ひなたかん)【約30℃】

状態:飲んだ時に熱さも冷たさも感じない温度。
特徴:お酒の香りが引き立ち、なめらかな味わいです。

 

6. 人肌燗(ひとはだかん)【約35℃】

状態:飲んだ時にぬるいと感じる温度。
特徴:お米の良い香りが楽しめ、さらりとした味わいです。
■電子レンジで温める時間
・日本酒の分量 1合(180ml)
・温める時間
(常温から) 500Wで約40秒
(冷えた状態から) 500Wで約60秒

マドラーで温めた日本酒をひとかきすることで、温度ムラが解消されより美味しくなります。

7. ぬる燗(ぬるかん)【約40℃】

状態:飲んだ時にぬるいと感じる温度。
特徴:お米の良い香りが楽しめ、さらりとした味わいです。
■電子レンジで温める時間
・日本酒の分量 1合(180ml)
・温める時間
(常温から) 500Wで約50秒
(冷えた状態から) 500Wで約70秒

8. 上燗(じょうかん)【約45℃】

状態:お酒の容器や、おちょこを持った時にやや温かさを感じ、お酒を注ぐと少し湯気が出ます。
特徴:お酒の香り、味が引き締まり、柔らかな味わいです。

 

9. 熱燗(あつかん)【約50℃】

状態:お酒の容器から湯気が立ち、容器やおちょこを持つと熱く感じます。
特徴:お酒の香りが鋭くなり、切れ味の良い辛口の日本酒になります。
■電子レンジで温める時間
・日本酒の分量 1合(180ml)
・温める時間
(常温から) 500Wで約60秒
(冷えた状態から) 500Wで約80秒

10. 飛び切り燗(とびきりかん)【約55℃〜】

状態:お酒の容器を持つとかなり熱く感じます。
特徴:お酒の香りが強くなり、辛口の日本酒になります。

日本酒の美味しい飲み方〜香りと味から選ぼう〜

日本酒の選び方

Photo by unsplash

日本酒は造り方、使っている原材料によって華やかな香りになったり、穏やかな香りにも仕上がります。
しっかりした味わいもあれば、逆にあっさりとしてスッと喉を通る日本酒も。
一言で味の違いと言っても、何を比べて良いか難しいですよね。
実は香りと味わいから日本酒を4つのタイプに分類することで、好みの味わいや一緒に食べる料理の参考になるんです。それでは1つずつ見ていきましょう。

4タイプの特徴を知ろう

日本酒の4つの味わいタイプ
日本酒を香りと味わいから、上の図のように4つに分類することが出来ます。

(4)フルーティータイプの日本酒

フルーティーな日本酒

日本酒の種類

フルーティータイプの日本酒は、大吟醸酒系、吟醸酒系で味わうことが出来ます。

美味しく飲める温度

10℃前後が適した日本酒の温度と言われています。あまり冷やしすぎると香りを感じにくくなるので、花冷え程度が一番美味しく日本酒を楽しめます。
★花冷えの詳細はこちらから

 

(5)爽やかなタイプの日本酒

爽やかタイプの日本酒

日本酒の種類

爽やかなタイプの日本酒はとてもすっきりして飲みやすい味わいです。淡麗辛口の日本酒が爽やかタイプの代表格です。
日本酒の種類は普通種、本醸造、生酒が爽やか系に属します。
★淡麗辛口についてはこちらから

美味しく飲める温度

5〜10℃が適した日本酒の温度と言われています。スッキリ、さわやかな飲み口、フレッシュな味わいが特徴的なこのタイプはしっかりと冷やす事でより一層特徴を感じることができます。
フルーティーな日本酒同様に、「花冷え」やしっかり冷やした「雪冷え」がおすすめです。
★花冷えの詳細はこちらから
★雪冷えの詳細はこちらから

 

(6)旨口タイプの日本酒

旨口タイプの日本酒

日本酒の種類

旨口タイプは古くから親しまれている王道の日本酒です。
主に純米酒や生酛といった伝統的な製法で造られ、原料のお米を感じるふくよかな香りと、旨味を感じさせるコクのある味わいが特徴です。
★生酛(きもと)についてはこちらから

美味しく飲める温度

①15℃〜18℃、②40℃〜55℃が適した日本酒の温度と言われています。
旨口タイプは楽しめる温度帯が最も広く、冷やでも温めても美味しいです。温度によって変化する風味を楽しめるのも特徴の1つです。冷や(常温)、ぬる燗、熱燗を試してみてはいかがでしょうか。
★冷やの詳細はこちらから
★ぬる燗の詳細はこちらから
★熱燗の詳細はこちらから

 

(7)熟成タイプの日本酒

熟成タイプの日本酒

日本酒の種類

熟成タイプは、長期熟成させた日本酒や古酒(こしゅ)と呼ばれる日本酒のことで、お酒の色は黄金色に輝く貴重なお酒です。
とろりとした甘味や深い酸味、ボリューム感のある旨味が合わさり、また違った日本酒の美味しさを発見できます。

美味しく飲める温度

①15℃〜25℃、②35℃前後が適した日本酒の温度と言われています。
熟成している年数によって、あっさりとしたものから、しっかりした味わいの日本酒があり、温度設定はそれぞれ異なります。
しっかりとした味わいになればなるほど、温度設定は高めが良いと言われています。
温度はあまり高くならないように気をつけてください。
冷や(常温)や、人肌燗がおすすめの飲み方です。
★冷やの詳細はこちらから
★人肌燗の詳細はこちらから

日本酒の美味しい飲み方〜アレンジしよう!!〜

日本酒カクテル

Photo by unsplash

炭酸水やジュースといった割り物と日本酒を混ぜることで、ひと味違った楽しみ方ができます。
日本酒独特のクセは爽やかタイプの日本酒と柑橘系を合わせることで、スックリ味の日本酒カクテルに大変身!お米本来の甘みを楽しみたい方は、乳製品と混ぜるとよりまろやかな味わいを楽しむことが出来ます。
私たちが実際に試して美味しかった日本酒カクテルをレシピと一緒に紹介します。

(8)日本酒×炭酸×オレンジ系

【日本酒カクテルのレシピ】
日本酒(越乃寒梅 灑):45ml
炭酸水:適量
ローズマリー:1本
MONINブルーキュラソー:15ml
ブルーキュラソーはオレンジ由来のシロップです。
リキュールとしても販売してますが、今回使ったのはノンアルコール。
お家に無ければ、レモンを絞ったり、濃縮オレンジジュースを入れても美味しいです。

 

(9)日本酒×黒蜜×抹茶ラテ

【日本酒カクテルのレシピ】
日本酒(one cup大関):40ml
黒蜜:5g
抹茶ラテ:スプーン3杯
牛乳:適量
黒蜜は常温か少し温め、溶けやすくすると混ざりやすいです。
全体的に甘めなカクテルなので、抹茶ラテや黒蜜で甘さを調整して下さい。
冬場は抹茶ラテを温めたホットカクテルもGOOD!

 

(10)日本酒スパークリング×ライム×ミント

【日本酒カクテルのレシピ】
日本酒スパークリング :150ml
ライム:1/4個
ミント:10〜15枚
MONINパッションフルーツ:適量
※無くてもOK!!
日本酒スパークリングはそのままでもとっても飲みやすいですが、モヒート風にアレンジすると、スッキリとした味わいで何杯でも飲めちゃうカクテルです!

 

日本酒をもっと気軽に自由に楽しもう

fun&free

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そのまま飲んでも本当に美味しい日本酒ですが、色んな飲み方や楽しみ方があって良いと思います。
本当に重要なのは何を飲むかよりも、誰と飲むか、誰と時間を共有するかですしね。
これからもSYULIPは新たな日本酒の楽しみ方を提供していきます。
日本酒カクテルが気になった方はInstagramやカクテルページをご覧になって下さい。

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こんにちは、日本酒に関する情報を発信しているSYULIPです。日本酒好きメンバーが新しい日本酒の楽しみ方を配信しています。配信する記事はインタビューや自らの体験をベースに一つ一つの丁寧に制作しております。


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