2021年01月09日

日本酒の美味しい飲み方とアレンジ8選!基本的な楽しみ方や割り方を紹介!

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SYULIP編集部
こんにちは、日本酒に関する情報を発信しているSYULIPです。 日本酒好きメンバーが新しい日本酒の楽しみ方を配信しています。配信する記事はインタビューや自らの体験をベースに一つ一つ丁寧に制作しています。

日本酒は種類や銘柄が多いため、それぞれの美味しい飲み方がわからず迷ってしまう方も多いと思います。

今回は、日本酒の種類、タイプ、温度、酒器ごとにおすすめの飲み方を紹介しながら、日本酒が余ったときや、ちょっと味を変えて楽しみたい方へ向け、おすすめの日本酒アレンジ方法を紹介します。

定番の日本酒の楽しみ方から一風変わった楽しみ方を知ることができるため、日本酒の楽しみ方の幅が広がる内容です。

日本酒の「種類」を知ろう

日本酒の飲み方

まずは日本酒の種類から紹介していきます。日本酒は使用される原料や造り方によって、純米酒や大吟醸酒などの名称に分けられ「特定名称酒」と呼ばれる8種類に分類されます。

日本酒を美味しく飲もう「特定名称酒」について

日本酒は原料と精米歩合から8種類の「特定名称酒」に分類されます。また、分類されない日本酒は普通酒として販売されています。

原料で大きく2つに分けられる「純米系」と「醸造アルコール系」

純米と書いている特定名称酒は、お米、米麹、お水のみで製造されています。

その一方で、本醸造、特別本醸造、吟醸、大吟醸は醸造アルコールを使用しています。

香りが華やかな「吟醸酒」の美味しい飲み方

日本酒の飲み方_ワイングラス

華やかな香りとフルーティーな味わいが特徴の「吟醸酒」。日本酒はおちょこなどの小さい器で飲むことが一般的ですが、ワイングラスを使って香りを最大限に楽しむのもおすすめです。

ワイングラスを使って飲む日本酒をこちらの記事で詳しく解説しています。

>>関連記事:京都のおすすめ日本酒5選!赤米、ワイン酵母、元祖にごり酒…京都には面白い日本酒がたくさん!

お米のコクと旨味を感じる「純米酒」の美味しい飲み方

日本酒の飲み方_純米酒

純米酒はお米のコクや旨味を感じられるお酒が多く、食事との相性を考えられた「食中酒」として楽しめる銘柄が多いです。季節の旬の食材と合わせながら、温度を変えて楽しむのもおすすめです。

旬の食材に合う純米酒はこちらの記事で詳しく紹介しています。

>>関連記事:おせち調理と日本酒を楽しもう!5種類のおせち料理に合う日本酒を選んでみました

精米歩合とは「お米を磨く割合」

精米歩合とは原料である酒米をどれくらい磨いているか(削っているか)を表す数値です。そしてその磨いた割合に応じて特定名称酒の名称が変わってきます。精米歩合によって変化する日本酒の香りと味わいを楽しんでみましょう。

一般的に、精米歩合の数値が小さくなると、お米を多く磨いているため、クリアですっきりとした味わいを楽しめます。

反対にお米を磨いていない、精米歩合の数値が大きくなるとお酒のコクや旨味を楽しめます。

日本酒「4タイプ」の飲み方

日本酒の香りや味わいには、原材料、仕込み方法、熟成期間、地域性や生産者の考えなど様々な要因が影響します。

そして、それぞれの特徴を4つのタイプに分類すると日本酒の香りや味わいを理解しやすく、自分に合った美味しい飲み方も発見しやすくなってきます。

それでは、日本酒が持つ香りの要素と味わいの要素を組み合わせ、日本酒を4つのタイプに分類してみましょう。

日本酒の飲み方_4タイプ

日本酒の味わいや美味しい飲み方

それでは4タイプの日本酒の香りや味わいの特徴、美味しい飲み方を紹介していきます。

フルーティータイプの美味しい飲み方

フルーティーな日本酒

フルーティータイプの日本酒は、大吟醸酒系、吟醸酒系の華やかな香りを楽しめるお酒です。

美味しく飲める温度は15℃前後がおすすめです。あまり冷やしすぎると香りを感じにくくなります。

爽やかタイプの美味しい飲み方

爽やかタイプの日本酒

爽やかなタイプの日本酒はとてもすっきりして飲みやすい味わいです。淡麗辛口の日本酒は爽やかタイプの代表格です。特定名称酒では本醸造や生酒が爽やかなタイプに該当することが多いです。

爽やかタイプの日本酒は冷やして飲むなら5〜15℃が適した温度帯です。しっかりと冷やす事でより一層特徴を感じることができます。

爽やかなタイプの日本酒はこちらの記事でも詳しく解説しています。

>>関連記事:宮城県のおすすめ日本酒5銘柄!地元民がこっそり教えちゃいます

旨口タイプの美味しい飲み方

旨口タイプの日本酒

旨口タイプの日本酒は、古くから親しまれている日本酒です。

主に純米酒や生酛といった伝統的な製法で造られ、原料のお米を感じるふくよかな香りと、旨味を感じさせるコクのある味わいが特徴です。

旨口タイプの日本酒は①15℃〜18℃、②40℃〜55℃と楽しめる温度帯が最も広く、冷やしても温めても美味しいです。温度によって変化する風味を楽しんでみてください。

熟成タイプの美味しい飲み方

熟成タイプの日本酒

熟成タイプは、長期熟成させた日本酒や古酒(こしゅ)と呼ばれる日本酒で、お酒の色は黄金色に輝き、普段飲んでいる日本酒と比べると、香味に独特の特徴があります。

一般的に、とろりとした甘味や深い酸味、ボリューム感のある旨味が合わさり、また違った日本酒の美味しさを発見できます。

熟成している年数によって、あっさりとしたものから、しっかりした味わいの日本酒まであり、温度設定はそれぞれ異なります。

しっかりとした味わいになればなるほど、温度設定は高めが良いとされていますが、温度はあまり高くならないように気をつけてください。

>>関連記事:日本酒の古酒専門店に行ってきました!

同様に4タイプに分けた日本酒をそれぞれ飲み比べた記事もぜひ参考にしてみてください。

>>関連記事:日本酒初心者向け!4タイプの日本酒とスパークリング日本酒をテイスティング!

日本酒の「温度」を楽しむ飲み方

日本酒ならではの楽しみ方として「温度」によるお酒の香りや味わいの変化を楽しんでみてください。冷やしたり温めたりすることで、同じお酒とは思えない変化を感じることができます。

日本酒の温度は、細かく分類すると10種類の呼び名がありますが、大きく3つ(①冷やす、②常温、③温める)に分けられます。

冷えた日本酒の美味しい飲み方

日本酒の飲み方_冷酒

レストランや居酒屋で「冷酒/れいしゅ」と呼ばれる温度帯です。温度は5℃〜15℃で、さらに「冷酒」を細かく3つに分類することができます。

冷酒で飲む日本酒

香り高い大吟醸酒や吟醸酒、爽やかな味わいの本醸造酒などがおすすめです。

冷やすことで日本酒の独特なクセが薄まるため、初めて日本酒を飲む方や、日本酒に苦手意識がある方は冷酒を飲んでみてはいかがでしょうか。

常温の美味しい飲み方

日本酒

常温の日本酒を「冷や」と呼びます。常温なのに冷や?この呼び名は冷蔵庫の無い時代に関係しています。

当時は温めるか(熱燗)、常温(冷や)の2択だったため、常温の日本酒を「冷や」と呼び、現在もその名称で呼ばれています。

常温(冷や)【約20℃】
状態:お酒を入れる容器を持つと、ほんのりと冷たさを感じます。
特徴:香りはやわらかく、味わいもソフトな印象です。

常温で飲む日本酒

常温(冷や)で飲む日本酒は、日本酒本来の味が最も表れると言われています。冷酒に比べてお酒の雑味を感じやすくなってきます。

お米の本体の旨みを楽しめる純米酒を常温(冷や)で飲んでみてはいかがでしょうか。

温めた日本酒の美味しい飲み方

日本酒の飲み方_熱燗

日本酒を温めて飲むことを燗酒と呼びます。さらに温度によって燗酒を6つに分類することができ、それぞれの温度によって日本酒の味わいも変化してきます。

ぬる燗や熱燗だけでも知っておくと、お店で熱燗を注文する際に役立つでしょう。

ぬる燗(ぬるかん)【約40℃】
■電子レンジで温める時間
・日本酒の分量 1合(180ml)
・温める時間
(常温から) 500Wで約50秒
(冷えた状態から) 500Wで約70秒
熱燗(あつかん)【約50℃】
■電子レンジで温める時間
・日本酒の分量 1合(180ml)
・温める時間
(常温から) 500Wで約60秒
(冷えた状態から) 500Wで約80秒

日本酒の「酒器」を楽しむ飲み方

日本酒の飲み方_酒器

酒器とは名前の通り「お酒」の「器(うつわ)」で、お酒を飲むときに使用する道具のことです。酒器には様々な種類があり、酒器を変えるだけで、日本酒の味わいが変化することもあります。

ここでは、日本酒を飲む時に使用する代表的な酒器を紹介します。

おちょこ(猪口)

日本酒の飲み方_おちょこ

お猪口は、日本酒を飲むときに使用する酒器の一つで、一口で飲み干せる大きさのものが一般的です。おそらく一番身近な酒器ではないでしょうか?

利き酒に用いられるきき猪口は、内側の底に青い蛇目(じゃのめ)が描かれています。これは利き酒の際に、酒の色や透明度を見る為の工夫です。

ぐい呑み

日本酒の飲み方_ぐい呑み

ぐい呑みは、日本酒を飲む容器の一つです。
「ぐいっと呑む」「ぐいっと掴んで呑む」といった語源が由来とされ、なんだか楽しい気分にさせてくれる名前ですね。

「ぐい呑み」はお猪口よりも深さがあり、全体的に一回り大きいサイズを多く見かけます。

日本酒をぐいぐいと楽しみたいときにぴったりな容器で、陶磁器のものからガラス製・木製など様々な種類があります。

ワイングラス

日本酒の飲み方_ワイングラス

最近では日本酒をワイングラスで提供するお店も多くなってきました。

ワイングラスの特徴として吟醸酒など華やかな香りをより楽しむ事ができます。フルーティータイプの日本酒を飲む時にはぜひ試してみてください。

続いては日本酒を注ぐための酒器を2つ紹介します。

徳利(とっくり)

日本酒の飲み方_徳利

首がキュッと細くなって下部が膨らんだ容器です。名前の由来は諸説あるようですが、お酒を注いだときの「とくりとくり」という音から「とっくり」と付けられたと言われています。

冷やした日本酒はガラス製の徳利を使用したり、反対に温めた日本酒は陶器の徳利に入れ飲用することが多いです。

ちろり

日本酒の飲み方_ちろり

ちろりとは、容器ごとお湯の中に入れて温めるお燗用の酒器のことです。すずや銅など金属で作られており、日本酒を全体的に温め、燗酒をまろやかにしてくれる効果もあります。

日本酒にこだわっているお店や熱燗専門店でよく見かける酒器ですね。

お酒の量についてはこちらの記事でも詳しく解説しています。酒器選びの参考にもなると思うのでぜひご覧ください。

>>関連記事:日本酒一合は何ml?気になるカロリーやアルコール量を徹底解説!

日本酒と「お水」を一緒に楽しむ飲み方

お水

日本酒だけでなくお酒全般と上手に付き合うために、お酒を飲む際にはお水を一緒に飲むことをおすすめします。

また、チェイサーの役割を果たす飲みものを「和らぎ水」と呼びます。和らぎ水として飲むのは、特別な水ではなく、ミネラルウォーターや水道水などが一般的です。

ただし、専門的なお店では、日本酒を造る際に使用された「仕込み水」を和らぎ水として提供してくれることもあります。日本酒と和らぎ水は1:1の割合がよいでしょう。

一合の日本酒を飲むときは、コップ一杯のお水を飲むように心がけましょう。適度な水分を摂ることで二日酔い防止にも繋がります。

日本酒の「簡単アレンジメニュー5選」

そのまま飲んでも美味しい日本酒ですが、ここからは自宅にあるもので作れる簡単な日本酒アレンジメニューを紹介していきます。

アレンジメニュー①日本酒×炭酸水

日本酒のアレンジ_炭酸水

グラスに氷を入れて、日本酒と炭酸水を1:1の割合で作りましょう。日本酒を飲み慣れていない方は、日本酒と炭酸水1:2の割合など、お好みで調整してみてください。

華やかな香りを楽しめる「吟醸酒」や冷やして美味しい「爽やかタイプ」の日本酒がおすすめです。

>>関連記事:コンビニで購入できる日本酒で日本酒ハイボールを作ろう!

アレンジメニュー②日本酒をロックで

日本酒のアレンジ_ロック

暑い夏におすすめなのが、グラスに氷を入れ日本酒を注いだオンザロックの飲み方。日本酒のオンザロックは、加水(調整用のお水)されていない「原酒」や火入れ処理をしていない「生酒」がおすすめです。

>>関連記事:日本酒をロックで飲む!?暑い夏にオススメ!いつもの日本酒に氷をプラス!

アレンジメニュー③日本酒×緑茶

日本酒のアレンジ_緑茶

和風なテイストを楽しみたい方におすすめなのが、日本酒と緑茶の組み合わせ。日本酒特有のアルコール感をお茶の香りが緩和してくれるため、余った日本酒や、味の変化を楽しみたい時に試してみてはいかがでしょうか。

アレンジメニュー④日本酒(にごり酒)×ビール

日本酒のアレンジ_ビール

日本酒にビールを合わせる方もいますが、特におすすめなのがにごり酒とビールの組み合わせ。

ビールのほろ苦い味と、にごり酒の甘みと旨みが混ざり合い絶妙な味わいに。ホワイトビールに近い味わいです。にごり酒1:ビール1〜2がおすすめの飲み方です。

>>関連記事:美味しい『にごり酒カクテル』5選!にごり酒をアレンジして楽しもう!

アレンジメニュー⑤日本酒×だし汁

日本酒のアレンジ_だし汁

最後に紹介する日本酒のアレンジ方法は、日本酒にだし汁を入れる飲み方です。

この飲み方を発見したのは赤羽の「丸健水産」。こちらで大人気の「出汁割り」は日本酒1:だし汁2で楽しむことができます。

日本酒の「おすすめアレンジ3選」

ここからは少しこだわったアレンジ方法を3つ紹介します。今回は私たちが実際に試して美味しかった日本酒カクテルです。

こだわりアレンジメニュー①日本酒とカルピス

日本酒のカルピス割り

日本酒に原液のカルピスを入れて作るカクテルを通称「カルピシュ」と呼びます。日本酒は製造過程で乳酸菌を使用しているので、乳酸菌飲料のカルピスと相性が抜群なわけです。それでは、早速作っていきましょう。

【カルピス割りの作り方】
グラス一杯に氷を入れて、カルピスと日本酒を注ぎ混ぜたらできあがり!日本酒とカルピスの基本の割合は8:2ですが、自分好みに調整してみてください。トッピングでレモン、いちご、オレンジジュースを入れても美味しかったです!

日本酒のカルピス割り

【感想】
日本酒とカルピスがちょうど良くまじわり、とっても飲みやすいです。お酒の味が気になる方は、もう少しカルピスを多めにしてもいいかもしれません。

評価:★★★★★(4点/5点)

>>関連記事:日本酒カクテル『カルピシュ』はめちゃくちゃ飲みやすい!騙されたと思って飲んでみて♪

こだわりアレンジメニュー②日本酒の牛乳割り

日本酒と牛乳?私達も初めて試す組み合わせなので、どちらに転ぶか予測がつきません。カルーアミルクやマリブミルクなど、牛乳を使ったカクテルのように美味しく出来上がるのでしょうか!?

【牛乳割りの作り方】
グラスに注いだ日本酒と牛乳を1:4〜1:5の割合で混ぜます。今回は氷を使用していません。そのため牛乳と日本酒は冷やした状態から作るようにしてください。

【感想】
想像以上に結構美味しい!日本酒と牛乳のまろやかさが混ざり合って、ほのかな(ちょうどよい)甘味と酸味を楽しめます。日本酒の分量を控えめにした方が飲みやすかったです。1:3以上になると、全体のバランスが少し悪く感じました。

評価:★★★★☆(4点/5点)

>>関連記事:牛乳割りの美味しいお酒ベスト5!一番美味しい割り方を色々試してみました!

こだわりアレンジメニュー③日本酒のコーヒー割り

日本酒のコーヒー割り

1つ目のレシピは日本酒のコーヒー割りです。今回は無糖のアイスコーヒーと日本酒を混ぜて飲んでみました。たまに居酒屋で焼酎ベースのコーヒー割りを見かけることがありますよね。

【コーヒー割りの作り方】
グラス一杯に氷を入れて日本酒とアイスコーヒーを入れましょう。日本酒とアイスコーヒーの基本の割合は1:4です。

日本酒のコーヒー割り

【感想】
日本酒とコーヒーの酸味が混ざり合いビターな苦さも楽しめます。コーヒーの苦味が好きな方は、濃い目のコーヒーをチョイスしてみて下さい!

評価:★★★☆☆(3点/5点)

日本酒のアレンジや飲み方のまとめ

今回は日本酒の美味しい飲み方やアレンジ方法について紹介しました。最後にこの記事のまとめを紹介します。

・「原料や精米歩合」から日本酒の特徴を知って美味しく飲んでみよう。

・「4タイプの日本酒」を知ると自分に合ったタイプや飲み方を見つけやすいです。

・「温度」の変化で変わる日本酒の味わいや香りを楽しもう。

・お酒を入れる器「酒器」にもこだわるとより楽しめます。

・日本酒の簡単なアレンジ方法や、一風変わった「日本酒カクテル」もおすすめ。

日本酒の美味しい飲み方やアレンジ方法の紹介はいかがでしたか?

そのまま飲んでも本当に美味しい日本酒ですが、色んな飲み方や楽しみ方を試してみて、自分に合った飲み方を見つけられると良いですね。

Writer

SYULIP編集部
こんにちは、日本酒に関する情報を発信しているSYULIPです。 日本酒好きメンバーが新しい日本酒の楽しみ方を配信しています。配信する記事はインタビューや自らの体験をベースに一つ一つ丁寧に制作しています。


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