2021年06月13日

おすすめしたい富山県の日本酒!プレミアムな銘柄や女性に飲んでほしい日本酒を紹介

Writer

ゆり
羽根屋の煌火をきっかけに日本酒にはまり始めたのが今から約3年前。 地元のみならず、県外の日本酒も知るうちに日本酒の世界にどっぷりはまっていきました。訪れた土地で地元の方からお勧めの銘柄を聞き、その地域の旬物と日本酒を愉しむのが大好きです。 Instagramでは飲んで美味しかった日本酒を紹介していますが、その日本酒にまつわる歴史や背景など情報を必ず添えて投稿しています。色々知りながら飲む日本酒は何倍も美味しく、とっても楽しく感じますよ。 Instagram:@sakenomiyurichan.toyama

海と山に囲まれた自然豊かな富山県。清らかなお水や高品質な酒米をふんだんに使った日本酒は全国でも人気が高いです。前回の記事では富山の日本酒の特徴やおすすめの日本酒を5選紹介致しました。

まだまだ紹介しきれない富山県の日本酒。今回は特別な日に飲んで欲しいプレミアムなお酒と、女性におすすめしたい銘柄をピックアップ。

前回記事
富山県のおすすめ日本酒5銘柄!大好きな地元のお酒を紹介します

1分でわかる富山の日本酒の特徴 豊富な自然が作り出す日本酒 海と山に囲まれた自然豊かな土地、富山県。県の南側に位置する立山連峰をはじめとする北アルプスは降雪量が多く、積もった大量の雪は“雪のダム”となり、季節を問わず水温の低い清冽な水が豊富に流れる環境です。 これはあまり知られていませんが、富山県の主な一級河川は世界でも有数の急流河川です。急流ゆえ川にとっては途中で汚染される間がなく、酸素による新陳代謝も活発で水は常に綺麗な状態。また、富山県の地形は全国的にも珍しい複合扇状地が広がる地形で、県内各地で美味しい湧水が湧くことでも有名です。名水百選に選ばれる数としては熊本県と並び全国で最も多い県となっています。 富山県の清冽な水 富山県の水は綺麗かつまろやかで、仕込み水として各蔵が地元の美味しい水を沢山使用しています。いわゆる淡麗辛口と分類される富山県の日本酒ですが、その水から作られる日本酒は…

特別な日に極上な日本酒を飲もう!おすすめしたい富山県の日本酒

IWA5 白岩

富山の日本酒_IWA5

日本酒のおすすめポイント

  • 異なる産地の山田錦・雄町・五百万石の3種類の酒造好適米を使用し、5種類の酵母と掛け合わせる。シャンパーニュの技法を用いた、単純な言葉では言い表せない、複雑で変化のある日本酒です。
  • IWA5に完成されたレシピはなく、日々・年々進化していくそうです。どんな世界の料理とも合う味わいは、日本のみならず世界を見据えた日本酒です。
口に含んだ瞬間、今までに味わったことがない衝撃を覚えること間違いなし!

一緒に食べたい料理「お肉料理」

日本酒おつまみ_お肉料理

白岩について「豆知識①」

世界的にも有名なドンペリニヨンの5代目醸造最高責任者、リシャール・ジョフロア氏が富山県の壮大な自然の中でこだわりの日本酒を作ろうと日本酒界へ新規参入!

満寿泉で有名な富山県の老舗・桝田酒造店の代表舛田隆一郎氏の元を訪れ、新しい日本酒ブランド「IWA」を立ち上げました。その第一弾がこのIWA5です。酒蔵が完成するまでは桝田酒造店で造られています。

ドン・ペリニヨン

世界的に有名な「ドンペリニヨン」

白岩について「豆知識②」

今年2021年の秋頃に酒蔵がオープン予定です。酒蔵は新国立競技場の設計で有名な隅研吾氏が手掛け、ボトルデザインはアップルウォッチのデザインなどで知られるプロダクトデザイナーのマーク・ニューソン氏という隙がない完璧なブランディング。酒蔵の隣接地に日本酒貯蔵庫や展示コーナーも設ける予定で、今からオープンがすごく楽しみです。

リンク8888 桝田酒造店

富山の日本酒_リンク8888

日本酒のおすすめポイント

  • シーバスリーガルの熟成樽を使用し、数種類の最高品質の純米大吟醸「満寿泉」の熟成原酒をブレンドされたお酒。ワイングラスに入れて香りを楽しみ、いつもの日本酒とは違ったリッチな気分に。とても深くて優しい味を楽しめます。
  • 8888の数字は、スコットランドにあるシーバスリーガルの蒸留所と富山市に位置する桝田酒造店との距離を表しています。また人と人との出会いや繋がり、新たな文化の芽生え、次々と波状に拡がる連鎖(リンク)が8という数字に象徴されています。
シーバスリーガルと桝田酒造店を引き合わせたのが、元プロサッカー選手の中田英寿氏です。2017年に中田氏と満寿泉がコラボレーションした日本酒キットカットは話題になりましたよね!

一緒に食べたい料理「牡蠣の燻製」

日本酒おつまみ_牡蠣の薫製

桝田酒造店について「豆知識①」

熱い想いを持った桝田酒造店五代目の社長・桝田隆一郎氏のリリースする日本酒は、古き良きものは大事に、新しいものはどんどん取り入れていこうというコンセプトが飲み手にハッキリと伝わってきます。

満寿泉は定番酒の種類も多いですが、ワイン酵母や低アルコール、こだわりの農業集団が作ったお米とコラボレーションしたりと様々な企画を発表し、次はどんなワクワクが待っているのだろうと日本酒好きをいつも愉しませてくれます。

桝田酒造店について「豆知識②」

富山湾に近い岩瀬地区に桝田酒造店の酒蔵があります。岩瀬地区は現在古き良き街並みが再整備され、その再生の立役者が社長の桝田隆一郎氏。

桝田酒造店の周りには、富山湾の海の幸をふんだんに使用し美食を追求した魅力的な飲食店が近年次々とオープンしました。その絶品すぎる料理と満寿泉とのペアリングは、言葉では伝えきれないほど贅沢で特別な時間が流れます。

2019年には桝田酒造店直営の有料試飲店「沙石」もオープンし、満寿泉のお酒約100種類が飲めるということで話題になっています。

【富山県岩瀬地区】

幻の瀧 飛雪 皇国晴酒造

富山の日本酒_幻の瀧 飛雪

日本酒のおすすめポイント

  • 看板商品・幻の瀧の中でも最高級の日本酒がこの「飛雪(ひせつ)」。丹精込めて作り上げられたこのお酒は、その名のごとく柔らかい口当たりと香りが特徴のお酒です。
  • 「もう少し吟醸香が欲しい」というリクエストがあったそうで、それから酵母や麹菌、醸造方法を見直したそうです。昨年よりも美味しくなったと感じてもらえるよう日本酒を造られていると聞きました。
  • なんといっても高級感溢れるパッケージ。木箱に大事に収納されています。贈答品にひとついかがでしょうか?必ず満足していただけると思います!
2年前に初めて飲みましたが、いつまでも飲んでしまいたくなるような上品な美味しさで何杯も飲んでしまった記憶があります。杜氏さんのおすすめは冷酒。口の狭いワイングラスやおちょこで飲んでもらうとより一層香りを楽しんでいただけます!とのことでした。

一緒に食べたい料理「富山湾の海の幸」

日本酒おつまみ_富山のお刺身

皇国晴酒造について「豆知識①」

酒蔵が位置する黒部市生地地区は全国でも有数の水の街。生地地区の清水(湧水のこと)の一つである「岩瀬家の清水」はなんと皇国晴酒造の敷地内にあります。

この名水を仕込みは勿論のこと蔵内の掃除にまで100%贅沢に使用しています。環境省認定の日本名水百選の天然水が湧き出ている蔵は日本でここだけです。

日本酒の湧き水

名水百選の天然水が湧き出る酒蔵

皇国晴酒造について「豆知識②」

ほぼ全ての銘柄は純米酒や吟醸酒といった特定名称酒であり、主な酒米は山田錦です。「毎日気軽に飲んでいただけるお酒造り」をモットーに、富山湾で獲れた海の幸と相性がとても良い日本酒がたくさんあります。

恵田(エデン)千代鶴酒造

富山の日本酒_恵田(エデン)

日本酒のおすすめポイント

  • たった田んぼ二枚分のお米しか使用していない超数量限定酒で特約店販売のみ。しかも納得のいく酒米の栽培が難しい状況になると恵田の醸造は断念するという強いこだわり。日本酒に懸ける想いの大きさが伺えます。
  • 2009年から毎年年末に発売され、令和2酒造年度は限定1100本でした。初めてこのお酒と出会えた時は本当に嬉しかったです。県内でかなり人気のお酒なので県外にはなかなか出回りません。出会えると超ラッキーです!
飲んだ瞬間ググっと押し寄せる濃厚さがとても印象的です。バナナ系の香りが漂い、お米の旨味が口いっぱいに心地よく感じられます。

一緒に食べたい料理「ホタルイカの酢味噌」

日本酒おつまみ ほたるいか

千代鶴酒造について「豆知識①」

富山の春の風物詩・ホタルイカの産地で有名な滑川市に千代鶴酒造の酒蔵があります。滑川市に隣接する早月川の豊富な仕込み水、富山県産のお米を用い小規模ながらも丁寧なお酒造りをしています。

日本酒おつまみ ほたるいか

富山県の名産「ホタルイカ」

千代鶴酒造について「豆知識②」

千代鶴酒造の特約店は県内6か所、県外は石川県と東京都の2か所という限られた酒屋さんでしか売られていません。恵田も発売されるとすぐに完売し、ほとんど県内消費される日本酒なので県外の方は入手困難かもしれませんが、富山に来た際にぜひ飲んでほしいです!本当にこだわりがたくさん詰まっている日本酒です♪

后50 越乃めぐみ

富山の日本酒_后50

日本酒のおすすめポイント

  • お米農家の有志が集まり「こだわりの日本酒を作ってみた!」という珍しい酒蔵が醸す日本酒。酒米は手塩にかけた究極の山田錦を使用しています。お米のうま味を感じるお酒造りです。
  • 2017年に北陸初となる最新精米機を導入。磨きに磨いた后28(精米歩合28%)はロンドンで開催されたハイパージャパンにおいてNamazake Award Winnerに選ばれました。
上品な香りからの透き通った滑らかな喉ごし。何も邪魔されないお米の美味しさが素直に押し寄せ、お米の存在感が強い日本酒です。冷酒と常温で飲み比べも楽しめますよ。

一緒に食べたい料理「鶏のユッケ」

日本酒おつまみ 鶏のユッケ

越乃めぐみについて「豆知識①」

富山県富山市婦中町の吉乃友酒造を子会社化する形で、米農家の有志が集まり2014年に新たに設立した株式会社越乃めぐみ。県内でもまだ認知度は低めですが、昨年販売された一本5万円する高級日本酒「后18」は話題を呼び私も試飲しました。

かなり磨かれているのにもかかわらずお米の旨味を感じられる優しく美味しい日本酒。どの銘柄を飲んでもお米の美味しさがストレートに伝わってきます。

富山のお米

米農家の有志が醸す日本酒

越乃めぐみについて「豆知識②」

后18,后28が美味しいのは間違いないのですが価格帯が高いので、もっと気軽に飲んでみたいという愛飲家の要望により新たに発売されたのが「后50ホワイトラベル」と「后65ホワイトラベル」。

后50ブラックと后50ホワイトとでは、使用米・精米歩合が同じなのに値段が違うので、どういった違いがあるのだろうと直接越乃めぐみさんに先日電話で尋ねてみたところ、ブラックは手間暇かけた製法でしっかりとした熟成感のある味わいに対し、ホワイトは製法をブラックよりシンプルにし酸味のある白ワインのような味わいになっているとのこと。銘柄違いの飲み比べも楽しそうですね!

ぜひ女性に飲んでほしい!変わり種日本酒3種

玉旭ECHOS 酒母搾り 玉旭酒造

富山の日本酒_玉旭ECHOS

日本酒のおすすめポイント

  • チューリップ酵母を使用し、酒母をそのまま搾った日本酒。甘くて酸味の強い日本酒です。
  • おしゃれで可愛いラベルが特徴的で、アルコール度数は12度と低く、女性や日本酒初心者向けの商品!
超超超甘口の日本酒です。日本酒度マイナス55度!!飲んだ瞬間は酸っぱーーーーくてビックリするかもですが、これが癖になる美味しさ!!!!新しい感覚の日本酒です。本当に癖になります!

一緒に食べたい料理「和風ピクルス」

日本酒おつまみ ピクルス

玉旭酒造について「豆知識①」

おわら風の盆で有名な富山県富山市の旧八尾町。約200年の歴史を持つ老舗酒蔵です。定番酒はおわら風の盆に関連した「風の盆恋唄」「おわら娘」「おわらの里」。

新しく出た「SILVER」「BLACK」は玉旭らしい個性が出てこちらも注目です!

おわら風の盆の風景

おわら風の盆の風景

玉旭酒造について「豆知識②」

紹介したECHOS以外にも、玉旭酒造では酒母搾りの日本酒がなんと他に3種類もあり全国的にも珍しい酒蔵です。その中でも、食用米として県内で話題になった富山県産米「富富富(ふふふ)」を使用した日本酒はすぐに完売したそうです。

カレンダーの22日の上には15日(イチゴ)があることから、22日に数量限定で発売される「玉旭 SHORTCAKE」。かわいいショートケーキの絵が描かれたラベルで、なんだこれは?と興味がそそられる日本酒もあり、ラインナップが個性的でとても面白いことをされている酒蔵さんです。

満寿泉 貴醸酒 桝田酒造店

富山の日本酒_満寿泉 貴醸酒

日本酒のおすすめポイント

  • 貴醸酒は仕込み水の代わりに日本酒で仕込む贅沢なお酒です。貴醸酒という名称は貴醸酒協会によって商標登録されており、この協会に加盟している酒蔵のみが貴醸酒を名乗れるだとか。
  • 全国の貴醸酒をいくつか飲んできましたが、私の中ではこの満寿泉の貴醸酒がナンバーワンに美味しいと思っています。ボトルはスリムな500mlボトルに木札。とてもオシャレで上品だと思いませんか?
まさにデザート酒!!!まろやかでとろんとした舌ざわりと、甘くて濃厚な味わいはまさに贅沢の極みです。

一緒に食べたい料理「干し柿バター」

日本酒おつまみ_羊羹

羽根屋 スパークリング 富美菊酒造

富山の日本酒_羽根屋スパークリング

日本酒のおすすめポイント

  • 特別な日にシャンパンやスパークリングワインのような感覚で飲む本格的スパークリング日本酒です。
  • 日本酒のイメージとは違う洗練されたデザインのラベル。年末のクリスマスや新年の時期に合わせて特別感を演出できる日本酒。
  • 世界最大規模のワイン品評会IWCでゴールドメダル受賞に輝いた成績を残しました。TV「ダウンタウンなう」番組内で紹介され、話題になり瞬く間に完売続出したそうです。
羽根屋らしいクリアで優しい口当たり。どんな料理にでもマッチし、存在感は残しつつも料理をここぞと引き立たせてくれます。女性にも好まれる日本酒だと思います。

一緒に食べたい料理「鰯とトマトのオイルサーディン」

鰯とトマトのオイルサーディン

前回に引き続き地元富山県の日本酒紹介はいかがでしたか?県外で出回っていない銘柄も多く、ぜひ富山県にお越しの際は美味しい日本酒を楽しんで下さい。海の幸を中心に新鮮で美味しい料理もおすすめです。

Writer

ゆり
羽根屋の煌火をきっかけに日本酒にはまり始めたのが今から約3年前。 地元のみならず、県外の日本酒も知るうちに日本酒の世界にどっぷりはまっていきました。訪れた土地で地元の方からお勧めの銘柄を聞き、その地域の旬物と日本酒を愉しむのが大好きです。 Instagramでは飲んで美味しかった日本酒を紹介していますが、その日本酒にまつわる歴史や背景など情報を必ず添えて投稿しています。色々知りながら飲む日本酒は何倍も美味しく、とっても楽しく感じますよ。 Instagram:@sakenomiyurichan.toyama


RANKING

人気の記事

人気の記事