2022年04月18日

刺身と日本酒のベストマッチを探そう!刺身5種×日本酒3種の組み合わせ&お刺身アレンジ

Writer

いさわゆか
出身は宮城県仙台市、現在は東京都で暮らしています。飲食業への転職をキッカケに日本酒の勉強を始めました。日本酒の味わいはとても幅があって、どんどん世界が広がりますね。 一緒にお気に入りのお酒を見つけていきましょう!

「刺身」といっても、赤身・白身・貝類など味や食感はそれぞれ違いますよね。日本酒も同じように、フルーティーな香りが特徴的なものや熟成感あふれるものなど多種多様です。

今回は、5種類の刺身を選び、3種類の日本酒を用意して、どのような味わいの組み合わせがベストマッチなのか相性を探ってみたいと思います!

お魚も日本酒も季節によって楽しみ方が変わりますよね。組み合わせは無限大な気もしますが、お店やご自宅でお刺身と日本酒を楽しむ際にぜひ参考にしてみてください!

刺身5種の紹介

日本酒と刺身

赤身:まぐろ

赤身魚の代表格といえば、なんと言っても「まぐろ」ですよね。世界じゅうで捕獲されているまぐろの約4分の1は日本で消費されているとも言われているそうです。みんな大好き、人気のまぐろ!

回遊魚として知られているまぐろですが、時には時速100kmもの速さで泳ぐという運動能力の高さがあり、鉄分を多く含んでいるという特徴があります。脂がのっていて柔らかい食感なので、刺身だけでなく、お寿司や漬け丼ぶりなどにしても美味しいですよね。まぐろ以外にもカツオやサバなどが代表的な赤身魚です。

白身:真鯛

主な白身魚としては、鯛・たら・ヒラメなどがあります。回遊魚とは違って海の底でゆったりと生きている魚たちなので、持久力のある筋肉はないものの、いざという時に動ける瞬発力があるというのが白身のお魚。ですので、身が引き締まっていてコリコリとした食感を持っているのが特徴です。高タンパク&低脂肪で消化も良いため、お子さん・ご年配・ダイエット中の方にオススメです!

青魚:アジ

背中の部分が青く見えることから「青魚」と呼ばれていますが、サバ・いわし・さんまなどが代表的なところでしょうか。ものによっては価格も比較的安いので、食卓にのぼることも多いかもしれませんね。青魚の脂質には、悪玉コレステロールを減少させたり、脳を活性化させる栄養素を多く含んでいるので、健康維持のためにぜひとも食べたいお魚です。

脂がのった魚:まぐろ中トロ

今回の「刺身×日本酒」では、脂とお酒の相性も試してみたかったので、まぐろの中トロ部分も用意してみました。適度な旨みと脂があり、お刺身の盛り合わせに入ってると嬉しいですよね〜。

お魚以外:イカ・ほたて

お魚以外でお刺身の定番といえば、イカ・タコなどの軟体動物系、ほたて・牡蠣などの貝類、エビやカニなどの甲殻類です。ねっとりとした舌触り、プリプリとした食感、個性的な旨み…人によって好みは様々ですね!今回は、1年じゅう手に入りやすく、とても身近なイカとほたてを選んでみました。

日本酒3種の紹介

刺身にあわせる日本酒

フルーティー系:玉乃光 純米大吟醸【京都・玉乃光酒造】

備前雄町を100%使用しています。ふんわりと優しくて甘やかな香りとまろやかな飲み口、酸と旨味の調和がとれた飲み飽きしないタイプの日本酒です。1673年に創業した京都・伏見にある酒蔵さんで、時代に左右されない食事に寄り添うお酒を醸しています。

★酒蔵・銘柄情報
【HP】http://www.tamanohikari.co.jp/
【Twitter】@tamanohikari_1

すっきり系:司牡丹・船中八策【高知・司牡丹酒造】

香りはとても穏やかで、甘みはほんのわずかに感じるくらい。なめらかに膨らんでいく旨さと抜群にキレのよい後口…さすが、超辛口。冷酒・常温・お燗すべての温度帯でヨシです!1603年創業で、「土佐」「本物」「エコロジー」にこだわった、ワクワクするお酒をたくさん送り出しています。

★酒蔵・銘柄情報
【HP】https://www.tsukasabotan.co.jp/
【Twitter】@tsukasabotan400

旨味系:太平山 生酛純米【秋田・小玉醸造】

地元産「美山錦」を昔ながらの生酛づくりで醸した純米酒。どっしりとした厚みのある香りと旨味と酸、じんわりと広がるような奥行きのある味わいです。1879年創業で、もともとは味噌や醤油の醸造が始まりという酒蔵さんです。毎年のようにコンテストで金賞を受賞している素晴らしい安定感!

★酒蔵・銘柄情報
【HP】https://www.kodamajozo.co.jp/
【Instagram】@kurashop_koolab

刺身×日本酒のベストマッチはこれ!

先ほど紹介した刺身5種と日本酒3種をそれぞれ試して、「この組み合わせが好き!」というものを選びました。同じような味わいでまとめたり、対照的な味わいでギャップを楽しんだり…たくさんの驚きと発見がありました。

まぐろ赤身×太平山 生酛純米(旨味系)

まぐろが持つ血っぽい感じと酒の旨味がじんわりと溶け合って1つになっていくような美味しい組み合わせでした。シャープな味わいよりも、丸みのあるふくよかな味わいの日本酒が合うと思います!

真鯛×玉乃光(フルーティー系)

淡白な味わいの真鯛に香りづけするイメージで合わせてみたら、見事にはまってくれました!旨味系やすっきり系だと、真鯛の食感は損なわれないのですが、味がぼけてしまう感じがしました。

アジ×司牡丹・船中八策(すっきり系)

噛むたびに溢れるアジの脂をスパッとリセットしてくれる組み合わせ。お酒の特徴である淡麗なキレの良さがアジの旨みを壊すことなく、「また次のお魚を食べたい…」と箸を進めさせてくれます!

まぐろ中トロ×太平山 生酛純米(旨味系)

中トロの脂とお酒の芳醇な旨みがベストマッチ!お燗にして、お酒の温かさでトロを溶かしていく…というのもアリかもしれないですね〜。これは、しっかりと脂がのったブリやさんまにも合うコンビだと思います!

イカ・ほたて×司牡丹・船中八策(すっきり系)

イカが持つ、もったりとした甘さをより引き立たせてくれるのがすっきり系のお酒。ほたても同じように、噛むほどに甘みが出てくる魚介系にはピッタリです!牡蠣などのミルキーなものにも、アクセントを足すようなイメージですね。

薬味で刺身と日本酒をより楽しむ

薬味で刺身と日本酒をより楽しむ
もちろん、お刺身に合わせる調味料といえば「醤油」ですが、王道以外の調味料や薬味を使って、新しい「刺身×日本酒」の世界を発見したいと思います!

いつもの食べ方に少しアレンジを加え、和洋中のテイストを試してみたので、ぜひご家庭でもやってみてください。おすすめです!

まぐろ赤身×フライドオニオン×太平山 生酛純米(旨味系)

マグロとフライドオニオン

まぐろの強い旨みに揚げた玉ねぎの香ばしさが絶妙です。ザクザクとした食感と広がっていく香りが最高!お酒の旨味もプラスされて、1つの料理のような完成度の高さです。手間もかからずパパッとできます♪

真鯛×大根おろし×玉乃光(フルーティー系)

真鯛×大根おろし

淡白な味わいの真鯛に大根おろしの辛さが足され、お酒によって香りが足され…バランスのとれたアレンジになりました!一般的に添えられている細切りの大根(ツマ)よりも口の中で魚と混ざりやすいので、おろしがオススメです!

アジ×オリーブオイル&塩×玉乃光(フルーティー系)

アジ×オリーブオイル

オリーブオイルの華やかな香りとお酒のつつみ込むような香り…ダブルの香り付けによって、アジの旨みがアップ!ただし、アジもしっかり脂がのっている場合は、オリーブオイルはつけすぎ注意です。お塩でキュッと締めましょう。

まぐろ中トロ×レモン&醤油×司牡丹・船中八策(すっきり系)

まぐろ中トロ×レモン&醤油

レモンと醤油を1:1で合わせるだけの簡単アレンジ。レモンの酸味がまぐろ中トロの脂をシュッと抑えてくれるので、さっぱりと食べやすくなります。お酒のキレの良さも引き立ちますよ!

イカ×卵黄&めんつゆ×司牡丹・船中八策(すっきり系)

イカ×卵黄&めんつゆ

イカを卵黄でコーティングしつつ、めんつゆで塩味&甘みをプラス。濃厚さがプラスされますが、めんつゆを入れることでスルーっと流れるように食べられます。すっきり系のお酒を合わせることで、ほどよい余韻が残り、飽きずに楽しめます。

ほたて×ごま油&塩×太平山 生酛純米(旨味系)

ほたて×ごま油&塩

ごま油の香ばしさが、ほたての存在感をアップさせてくれます。生酛系のブレないしっかりとした旨味とベストマッチです!ごま油の味の強さとお酒の深さがケンカするかと思いきや…これとっても合います!ちょっとグルメな人になった気分(笑)

日本酒とお刺身のまとめ

「刺身×日本酒」の組み合わせ、いかがでしたか?季節によって旬の魚介類は変わりますし、日本酒も夏酒や秋あがり、新酒など味わいの幅がとても広いですよね。

海鮮だけでなく、旬の食材と日本酒のベストマッチを探すのも面白そうです。

ぜひ、皆さんのベストマッチを探してみてください。

Writer

いさわゆか
出身は宮城県仙台市、現在は東京都で暮らしています。飲食業への転職をキッカケに日本酒の勉強を始めました。日本酒の味わいはとても幅があって、どんどん世界が広がりますね。 一緒にお気に入りのお酒を見つけていきましょう!


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