2021年05月29日

カップ酒研究所「新潟カップ酒特集」

Writer

いさわゆか
出身は宮城県仙台市、現在は東京都で暮らしています。飲食業への転職をキッカケに日本酒の勉強を始めました。日本酒の味わいはとても幅があって、どんどん世界が広がりますね。 一緒にお気に入りのお酒を見つけていきましょう!

今回のご当地カップ酒特集は新潟県。なんと…日本で一番酒蔵が多い県なのです!米どころでありながら、雪国のためきれいな雪解け水も豊富で、美味しいお酒を醸せる条件が揃っています。

「新潟のお酒といえば、淡麗辛口」なんて聞いたことはありませんか?もちろん、そのようなお酒も根強い人気がありますが、味わいの幅はどんどん広がっています!

カップ酒それぞれの基本情報

まずは商品について

【王紋】商品情報

王紋

■商品名…王紋
■直径…6.5cm
■高さ…10cm
■内容量…180ml
■アルコール度…15度
■特定名称…純米吟醸酒
■お米…国産米(精米歩合50%)
高級感のある金色のラベルには大きな文字で「純米吟醸」!お酒の名前である「王紋」は控えめですが、シンプルイズザベスト!

【雪男】商品情報

雪男

■商品名…雪男
■直径…6.5cm
■高さ…9.5cm
■内容量…180ml
■アルコール度…15度
■特定名称…純米酒
■お米…国産米(精米歩合60%)
この雪男は『北越雪譜(ほくえつせっぷ)』という鈴木牧之氏(蔵元の先祖!)のベストセラーに登場する”異獣”がモチーフ。旅人のおにぎりをもらい、そのお礼に荷物を担ぎながら道案内するという優しい毛むくじゃら。

酒蔵情報について

王紋【市島酒造】(新潟県新発田市)

1790年(寛政2年)創業。女人禁制とも言われる酒造りに古くから女性が関わっていたという歴史もあり、1979年には日本初の女性一級醸造技師(椎谷和子さん。現在は退社されています)がいる酒蔵として注目を浴びました。女性が活躍する酒蔵の先駆け的存在!

やわらかい甘みとキレのよさを感じるお酒が特徴です。代表銘柄である「王紋」、純米系の「夢」、最近では酸味と甘みを感じやすい味わいに仕上げた低アルコールの「かれん」も若い世代や女性を中心に人気となっています。

市島酒造
【住所】新潟県新発田市諏訪町3丁目1番17号
【営業時間】9:00~16:00
【定休日】年末年始(12/31~1/3)
【HP】https://www.ichishima.jp/
【Instagram】@ichishima_sake

雪男【青木酒造】(新潟県南魚沼市)

1717年(享保2年)創業。日本を代表する豪雪地帯である魚沼地方にある酒蔵さんで、代表銘柄は「鶴齢」。酒造りで大切にしているのは、蔵人や酒米を栽培する「造り手」、酒屋や料理屋などの「売り手」、お酒を飲む「呑み手」の”和合”の精神。

新潟ならではのキレのある淡麗な味わいでありながら、お米本来が持つ旨味を活かした飲み飽きしないお酒を醸しています。また「雪男」の売り上げの一部を南魚沼警察署山岳遭難救助隊に寄付するなど、地域への取り組みも積極的におこなっています。

青木酒造
【住所】新潟県南魚沼市塩沢1214
【HP】http://www.kakurei.co.jp/
【Instagram】@yukiotoko1717

カップ酒それぞれの楽しみ方

王紋をそのままで…

王紋UP

純米大吟醸並みの精米歩合50%、長期低温発酵で丁寧に仕込まれたお酒です。ぜひ、カップのままではなくワイングラスに移して飲んでいただきたい!

穏やかな吟醸香がふんわり広がり、鼻に抜けていきますよ。 爽やかなりんごのような味わいで、とてもスッキリしています。優しいお米の甘みと酸のバランスがとてもよく、いい意味でクセがないので食中酒向きです。中華や洋食などのガツンと系よりも、繊細な味の和食と相性がよさそうです。冷酒〜常温がおすすめ!

王紋と合わせるなら…真鯛&かんずり

かんずり

すっきりとした味わいの王紋には、白身魚やイカのお刺身が合うと教えていただき、今回は真鯛を選んでみました。

添えてあるのは王道のわさびではなく…新潟生まれの万能調味料「かんずり」です。東京・表参道にあるアンテナショップ「新潟館ネスパス」で購入しました。かんずりは、塩漬けにした唐辛子を雪の上に晒してアク抜きし、さらに柚子や麹・食塩と混ぜて発酵させて作られます。

辛さの中に甘みもあり、真鯛の旨味を引き立てます。”麹”という共通点のある王紋との相性ももちろんヨシ!

雪男をそのままで…

雪男UP

少し酸味を感じるような独特な香りがあります。口に含んでみると、柔らかいお米の旨味がしっかりとありつつ、緩やかな酸味も感じました。苦味は少しありますが、後からピリリとした辛さが追いかけてきて、シャープなキレがあってとてもよいです!透明感があって余韻は短め、スルスル飲んでしまいます…。

キレッキレの辛口というほどではないので、”淡麗旨口”という表現がしっくりくる気がしますね。お酒は「雪男」ですが、夏にはキンキンに冷やして飲みたい!

雪男×冷凍フルーツでアレンジ

雪男グレフル

酸味とキレのよさを兼ね備えた雪男には、コンビニでも手に入る冷凍ピンクグレープフルーツを組み合わせてみるのはいかがでしょう?氷の代わりに入れるので、氷が溶けてお酒の味が薄まってしまう…という心配がありませんよ。

シャリシャリ食感の果物を食べながら、日本酒を楽しめます。レモンやマスカットなど、爽やか系フルーツを入れて、サングリア風にしてみるのもいいかもしれません♫

Writer

いさわゆか
出身は宮城県仙台市、現在は東京都で暮らしています。飲食業への転職をキッカケに日本酒の勉強を始めました。日本酒の味わいはとても幅があって、どんどん世界が広がりますね。 一緒にお気に入りのお酒を見つけていきましょう!


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